vRealize Operations の内部証明書は、初回インストールの 5 年後に有効期限が切れます。証明書更新 PAK ファイルを使用して、vRealize Operations 6.3 以降のバージョン用に内部証明書をアップグレードします。ログイン後、クイックスタートページで「vRealize Operations Manager の内部証明書は yyyy 年 mm 月 dd 日に有効期限が切れます。有効期限が切れる前に新しい証明書をインストールしてください。詳細については、KB 71018 を参照してください。」のようなメッセージが表示される場合、vRealize Operations 管理者インターフェイスの証明書更新用 PAK ファイルを使用して、vRealize Operations 用の内部証明書をアップグレードする必要があります。

前提条件

  • クラスタの PAK ファイルを入手します。詳細については、ソフトウェア アップデート PAK ファイルの取得を参照してください。
    注: 証明書更新 PAK は、 vRealize Operations 内部証明書の更新にのみ使用されるスタンドアローン ツールです。
  • クラスタをオフラインにしてから、PAK ファイルをインストールし、内部証明書をアップグレードします。
    注: 内部証明書の有効期限がすでに切れている場合は、vRealize_Operations_Manager_Enterprise_Certificate_Renewal_PAK を手動でインストールします。詳細については、ナレッジベースの記事 KB71018 を参照してください。
  • 内部証明書を更新する必要があるかどうかを確認します。vRealize Operations のバージョン 8.6 以降では、クラウド プロキシ バージョン 8.4、8.5 以前が存在する場合を除き、クラスタをアップグレードすると内部証明書が更新されます。クラウド プロキシがバージョン 8.6 で、より新しいバージョンにアップグレードされると、証明書の自動更新が利用可能になります。各製品のアップグレード後、クラスタには有効期間が 5 年の新しいルート CA 証明書が作成されます。
    注: 証明書の自動更新はカスタム証明書には影響しません。

手順

  1. https://master-node-FQDN-or-IP-address/admin で、クラスタの vRealize Operations 管理インターフェイスにログインします。
  2. vRealize Operations クラスタをオフラインにします。詳細については、vRealize Operations クラスタ管理を参照してください。
  3. vRealize_Operations_Manager_Enterprise_Certificate_Renewal_PAK をインストールして、内部証明書をアップグレードします。詳細については、『vRealize Operations vApp デプロイ ガイド』の「ソフトウェアのアップデートのインストール」のトピックを参照してください。
    注: インストールが完了すると、管理者インターフェイスからログアウトします。
  4. vRealize Operations 管理者インターフェイスに再ログインします。
  5. vRealize Operations クラスタをオンラインに戻します。
    クラスタがオンラインになると、アップグレードが完了します。