VMware Cloud ベースの vCenter Server を vRealize Operations に追加するだけで、オンプレミスの vRealize Operations を使用して VMware Cloud 上のクラウド インフラストラクチャを管理および監視できます。vRealize Operations の監視、トラブルシューティング、最適化、および修正プロセスの、現在のセットを VMware Cloud に拡張できます。これにより、環境のハイブリッド ビューが提供されます。
前提条件
- オンプレミスの vRealize Operations および VMware Cloud のノードとリモート コレクタの間の双方向アクセスを設定するための VPN または直接接続。
- 新しい VMware Cloud SDDC サイトを追加する前に、既存の vRealize Operations クラスタを拡張します。適切なサイズ変更を行うには、vRealize Operations Manager Online Sizerを参照してください。
既知の制限
- 管理仮想マシンはエンドユーザーには表示されないため、ホスト、クラスタ、上位レベルのオブジェクトの使用率に、CPU とメモリの使用率は含まれません。その結果、ホストおよびクラスタの使用率が予期した値よりも小さく表示され、残りのキャパシティが予期した値よりも大きく表示される場合があります。
- Google Cloud VMware Engine では、リファレンス データベースに基づくコスト計算がサポートされています。
- Google Cloud VMware Engine では、vCenter Server のエンドユーザーの権限は制限されています。VMware Tools を使用したゲスト内のメモリ収集は、仮想マシンではサポートされていません。この場合、アクティブ メモリ使用率と消費メモリ使用率は引き続き機能します。
- Google Cloud VMware Engine で vCenter Server の認証情報を使用して vRealize Operations にログインすることはできません。
- Google Cloud VMware Engine の vCenter Server は vRealize Operations プラグインをサポートしません。
- エンドユーザーはクラスタ構成を管理する各権限を持たないため、pDRS やホストベースのビジネスの目的を含むワークロードの最適化はサポートされません。
