vCenter Server インスタンスを vRealize Operations で管理するには、それぞれの vCenter Server インスタンスに対してクラウド アカウントを構成する必要があります。クラウド アカウントには、ターゲット vCenter Server との通信に使用する認証情報が必要です。
注: 追加したクラウド アカウントの認証情報は、他のクラウド アカウント管理者および
vRealize Operations コレクタ ホストと共有されます。他の管理者はこれらの認証情報を使用して、新規のクラウド アカウントを構成することや、クラウド アカウントを新規ホストに移動することができます。
前提条件
- 接続およびデータを収集するのに十分な権限を持つ vCenter Server 認証情報を把握していることを確認します。vCenter Server アダプタ インスタンスの構成に必要な権限 を参照してください。提供された認証情報で vCenter Server のオブジェクトへのアクセスが制限されている場合、ユーザーが持つ vCenter Server 権限にかかわらず、すべてのユーザーに、提供された認証情報でアクセスできるオブジェクトのみが表示されます。ユーザー アカウントには最低でも読み取り権限が必要であり、読み取り権限はデータセンターまたは vCenter Server レベルで割り当てられている必要があります。
手順
結果
クラウド アカウントがリストに追加されます。vRealize Operations は、vCenter Server インスタンスからのメトリック、プロパティ、およびイベントの収集を開始します。管理オブジェクトの数によっては、最初の収集で 1 回の収集サイクル以上の時間がかかることがあります。標準の収集サイクルは 5 分間隔で開始します。
vCenter Server システムおよび vRealize Operations コンポーネントとの通信で vRealize Operations が使用するネットワーク ポートについては、http://ports.vmware.comを参照してください。
次のタスク
クラウド アカウントの vSAN 構成を有効にできます。詳細については、vSAN アダプタ インスタンスの構成を参照してください。
サービス検出に vCenter Server を使用するには、サービスおよびアプリケーション検出の構成を参照してください。
vCenter Server クラウド アカウントの構成時に
vRealize Operations インスタンスを
vCenter Server インスタンスに登録しなかった場合は、登録を行えます。
- 作成したクラウド アカウントをクリックし、[登録の管理] をクリックします。
[vCenter Server の登録] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [収集認証情報の使用] チェック ボックスをクリックします。
- 既存の登録を削除するには、[登録解除] をクリックします。
- vRealize Operations のインスタンスを vCenter Server に登録するには、[登録] をクリックします。vRealize Operations が vCenter Server にすでに登録されている場合は、[登録解除] をクリックして既存の登録を削除してから、[登録] をクリックします。