予想される使用状況に基づいて、vRealize Operations の初期のデプロイを構成します。

サイジングの詳細については、ナレッジ ベースの記事 「vRealize Operations Manager Sizing Guidelines」(KB 2093783) を参照してください。

分析ノード

分析ノードは、プライマリ ノード、プライマリ レプリカ ノード、およびデータ ノードから構成されます。

vRealize Operations のエンタープライズ デプロイでは、サイジングの要件および使用可能なリソースに応じて、中規模デプロイ、大規模デプロイ、特大デプロイとしてすべてのノードをデプロイします。
リソースの追加による垂直方向の拡張
大規模ではない構成に分析ノードをデプロイする場合は、仮想 CPU とメモリを再構成できます。ノードを追加してクラスタをスケール アウトする前に、クラスタ内の分析ノードをスケール アップすることをお勧めします。 vRealize Operations では、さまざまなノード サイズがサポートされます。
ストレージの増加による垂直方向の拡張
仮想 CPU やメモリとは独立にストレージを増やすことができます。
サポートされる構成を維持するには、クラスタにデプロイするデータ ノードは同じノード サイズであることが必要です。
ストレージの増加の詳細については、トピック「 vRealize Operations vApp ノードへのデータ ディスク容量の追加」を参照してください。スナップショットがある仮想マシンのディスクを変更することはできません。ディスク サイズを増やす前に、すべてのスナップショットを削除する必要があります。
水平方向の拡張(ノードの追加)
vRealize Operations では、継続的な可用性が有効になっている場合、クラスタ内で最大 8 個の特大分析ノード、またはクラスタ内で最大 10 個の特大ノードをサポートします。
サポートされる構成を維持するには、クラスタにデプロイする分析ノードは同じノード サイズであることが必要です。
Witness (監視) ノード
監視ノードはデータの収集と処理を行わないため、 vRealize Operations はクラスタ サイズに関係なく 1 つのサイズを提供します。
リモート コレクタ
vRealize Operations では、リモート コレクタで 2 つのサイズ(標準および大)がサポートされます。リソースの最大数は、リモート コレクタのすべてのアダプタについて収集される全リソースに基づきます。大規模な vRealize Operations 監視環境では、UI の応答速度が低下し、低速なメトリックが表示されることがあります。環境内で遅延が 20 ミリ秒を超えている領域を特定し、その領域にリモート コレクタをインストールします。
Cloud Proxy
vRealize Operations は、 Cloud Proxy のサイズとして小と大の 2 つをサポートしています。リソースの最大数は、 Cloud Proxy のすべてのアダプタについて収集される全リソースに基づきます。大規模な vRealize Operations 監視環境では、UI の応答速度が低下し、低速なメトリックが表示されることがあります。環境内で遅延が 20 ミリ秒を超えている領域を特定し、その領域にリモート コレクタ Cloud Proxy をインストールします。