ユーザー インターフェイスにテキストを表示するには、テキスト表示ウィジェットを使用します。テキストは、ダッシュボード上のテキスト表示ウィジェットに表示されます。

テキスト表示ウィジェットでは、Web ページまたはテキスト ファイルからテキストを読み取ることができます。テキスト ウィジェットを構成するときに、Web ページの URL またはテキスト ファイルの名前を指定します。テキスト表示ウィジェットを使用してテキスト ファイルを読み取るには、web.properties ファイルでプロパティを設定して、ファイルが含まれるルート フォルダを指定する必要があります。

テキスト表示ウィジェットのコンテンツは、設定した表示モードに基づいてプレーン テキストまたはリッチ テキスト形式で入力できます。リッチテキスト形式でコンテンツを表示するには、HTML 表示モードでテキスト表示ウィジェットを構成します。プレーンテキスト形式でコンテンツを表示するには、テキスト モードでテキスト表示ウィジェットを構成します。

テキスト表示ウィジェットは、HTTPS プロトコルを使用する Web サイトを表示できます。HTTP を使用する Web サイトに対するテキスト表示ウィジェットの動作は、各 Web サイトの設定によって異なります。
注: リンクしようとしているウェブページの、 X-Frame-Optionssameorigin に設定されている場合には、これは iframe 内でのページのレンダリングを拒否するため、テキスト表示ウィジェットはウェブページのコンテンツを表示できません。

テキスト表示ウィジェットの構成オプションの仕組み

テキスト表示モードまたは HTML 表示モードでウィジェットを構成できます。HTML 表示モードでは、ウィジェットで [編集] をクリックし、リッチ テキスト エディタを使用してコンテンツを追加します。

テキスト表示モードを使用するようにウィジェットを構成する場合は、読み取るファイルを含むディレクトリのパスを指定するか、または URL を指定できます。URL のコンテンツはテキストとして表示されます。URL またはテキスト ファイルを指定しない場合は、ウィジェットにコンテンツを追加できます。ウィジェットをダブルクリックし、コンテンツをプレーン テキストで入力します。

コマンド ライン インターフェイス (CLI) コマンドを使用して、ファイルの内容をテキスト表示ウィジェットに追加することもできます。
  • パラメータのリストを表示するには、file -h|import|export|delete|list txtwidgetコマンドを実行します。
  • テキストまたは HTML のコンテンツを表示するには、import txtwidget input-file [--title title] [--force]コマンドを実行します。
  • コンテンツをファイルにエクスポートするには、export txtwidget all|title[{,title}] [output-dir]コマンドを実行します。
  • インポートしたコンテンツを削除するには、delete txtwidget all|title[{,title}]コマンドを実行します。
  • コンテンツのタイトルを表示するには、list txtwidget コマンドを実行します。

テキスト表示ウィジェットを確認できる場所

ウィジェットは、カスタム ダッシュボードのいずれかに含まれている可能性があります。左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックして、構成されたダッシュボードを確認します。

ダッシュボード ウィジェットに表示されるデータをカスタマイズするには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。ダッシュボードを作成するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルで、[作成] をクリックします。ダッシュボードを編集するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルから、編集するダッシュボードを選択し、[アクション] > [編集] の順に選択します。[ビュー][ウィジェット] オプションを切り替えて、表示、およびダッシュボードへのウィジェットまたはビューの追加を行います。[ウィジェット リスト] パネルに、事前定義されたすべてのウィジェットのリストが表示されます。ウィジェットを上部のパネルのダッシュボード ワークスペースにドラッグします。

テキスト表示ウィジェットの構成オプション

ウィジェットのタイトル バーで、[ウィジェットの編集] アイコンをクリックしてウィジェットを構成します。

構成オプションは、1 つ以上のセクションにグループ化されます。ウィジェット データのベースとなるオブジェクトを選択し、次のセクションでオブジェクトを絞り込むことができます。各セクションは、オブジェクトをさらにフィルタリングし、フィルタリングされたオブジェクトを次のセクションにプッシュします。ウィジェット データは、最後のセクションの出力であるオブジェクトに基づきます。

[構成] セクションには、ウィジェットの全般的な構成オプションが表示されます。

オプション 説明
タイトル

このウィジェットを同じウィジェット テンプレートに基づく他のインスタンスから識別するカスタムのタイトルを入力します。

[構成]
内容の更新

このウィジェットのデータの自動更新を有効または無効にします。

無効な場合は、ダッシュボードが開かれたとき、またはダッシュボードのウィジェットの [更新] ボタンをクリックしたときにのみ、ウィジェットが更新されます。

更新間隔

[内容の更新] オプションを有効にする場合は、このウィジェットにあるデータを更新する頻度を指定します。

セルフ プロバイダ
ウィジェットにデータが表示されるオブジェクトが、そのウィジェットで定義されたものか他のウィジェットから提供されたものかを示します。
  • オン。ウィジェットにデータを表示するオブジェクトを定義します。
  • オフ。ダッシュボードのウィジェットの相互作用オプションを使用して、他のウィジェットがオブジェクトを提供するように構成します。
表示モード

テキスト形式またはリッチ テキスト形式でテキストが表示されます。[URL][ファイル] フィールドが空白の場合にのみ、HTML 表示モードでウィジェットを構成できます。

URL

URL を入力します。

ファイル

[選択] ボタンをクリックして、ソース テキスト ファイルを含むファイルに移動します。

ソース テキスト ファイルを追加、編集、または削除するには、[構成ファイル] 画面で [TxtWidgetContent] ノードに移動します。vRealize Operations ユーザー インターフェイスの左側のメニューで、[構成] > [構成ファイル] の順にクリックします。
テスト

入力したテキスト ファイルまたは URL が正しいことを確認します。