vRealize Operations の [データストアの使用されていないスナップショットの削除] アクションは、保持期間が指定した日数を超えているスナップショットをデータストアから削除します。未使用スナップショットを削除すると、環境内の無駄な領域が解放されます。
アクションの動作
[データストアの使用されていないスナップショットの削除] アクションは、2 つのダイアログ ボックスから構成されます。1 つ目のダイアログ ボックスでは、スナップショットの保持期間に関する条件を選択します。これは、1 日を超えている必要があります。2 つ目の手順では、削除するスナップショットを選択し、[データストアの使用されていないスナップショットの削除] アクションを実行します。
各データストアに指定する日数は、作成日に基づいたスナップショットの古さです。[使用されていないスナップショットの削除] ダイアログ ボックスでは、スナップショット名、使用量、場所に関する詳細が提供され、削除する前にスナップショットを評価することができます。
[アクションの開始] をクリックすると、アクションが開始されたことを示すダイアログ ボックスが vRealize Operations に表示されます。アクションのステータスを追跡するには、ダイアログ ボックスに表示されているリンクをクリックし、 でアクションの状態を確認します。
このアクションを実行する場所
- トップ メニューのすぐ下。
- 左側のメニューで [詳細] タブをクリックして、[ビュー] をクリックする。 の順にクリックしてオブジェクトを選択し、
- ツールバーのメニューで [環境] をクリックしてオブジェクトを選択し、[環境] タブをクリックして、リスト ビューのオブジェクトを選択する。
- 左側のメニューで [環境] をクリックし、[インベントリ] をクリックする。リストのオブジェクトを選択する。
- 構成済みのアラートの推奨から。
- ダッシュボード ウィジェットのオブジェクト リストおよびトポロジ グラフから。
アクションのオプション
確実に正しいオブジェクトに対してアクションを実行できるようにするため、次の情報を確認してください。
まず古さに基づいてスナップショットを取得してから、削除するスナップショットを選択します。
オプション | 説明 |
---|---|
名前 | スナップショットの削除アクションを実行しているデータストアの名前です。 |
日前 | 削除するスナップショットの保持期間。作成時点から 1 日以上経過しているデータストアのスナップショットが取得されます。 |
ホスト | データストアの関連付けられたホストの名前です。 |
親 vCenter | vRealize Operations で構成されている VMware Adapter の名前です。このアダプタは、vCenter Server インスタンスとの通信を管理します。 |
削除するスナップショットを選択します。
オプション | 説明 |
---|---|
選択したオブジェクト | チェック ボックスは、アクションがオブジェクトに適用されるかどうかを示します。1 つ以上のオブジェクトに対してアクションを実行しない場合は、関連するチェック ボックスをオフにします。このオプションは、2 つ以上のオブジェクトが選択されている場合に利用可能になります。 |
データストア名 | スナップショットの管理されているデータストアの名前です。 |
スナップショット名 | データストアのスナップショットの名前です。 |
スナップショット領域 (MB) | スナップショットによって使用されているバイト数です。 |
スナップショット作成時刻 | スナップショットが作成された日時です。 |
スナップショットの保持期間 | スナップショットの保持期間 (日数) です。 |
データセンター名 | データストアが関連付けられているデータセンターの名前です。 |
ホスト名 | データストアの関連付けられたホストの名前です。 |
仮想マシン名 | スナップショットの作成された仮想マシンの名前です。 |
[OK] をクリックすると、次のダイアログ ボックスで、タスク ID と、タスク リストへのリンクが提供されます。
オプション | 説明 |
---|---|
最近のタスク | ジョブのステータスを表示し、ジョブが終了したことを確認するには、[最近のタスク] をクリックします。 |
OK | 追加のアクションを実行せずにダイアログ ボックスを閉じるには、[OK] をクリックします。 |
未使用スナップショットの削除アクションにより、スナップショットの取得アクション用のジョブと、スナップショットの削除アクション用のジョブが作成されます。