仮想マシンで実行されるオープン ソース Telegraf を使用すると、ヘルパー スクリプトを使用するか、エンドポイントで必要になる具体的な構成を指定して、メトリックをクラウド プロキシにポストすることにより、vRealize Operations にメトリックを送信できます。ヘルパー スクリプトは、vRealize Operations によって直接識別される必要な構成を Telegraf 構成に追加します。

vRealize Operations でサポートされているアプリケーション サービスおよびオペレーティング システムを監視するほかに、サポートされていないアプリケーション サービスも監視できます。サポートされているアプリケーション サービスのリストについては、概要を参照してください。

オープン ソース Telegraf は、Linux および Windows プラットフォームでサポートされています。

注意点

オープン ソース Telegraf を使用すると、サポート対象およびサポート対象外のアプリケーション サービスを両方監視できるため、次の点に注意してください。

  • サポート対象外のアプリケーション サービスについては、アラートが生成されません。
  • サポート対象のアプリケーション サービスのメトリックを追加することはできません。
  • サポート対象外のアプリケーション サービス オブジェクトには、<application service name_Generic> のような名前が付けられます。
  • サポート対象外のアプリケーション サービスのメトリックは、適切な分類なしで表示されるため、Telegraf のメトリックのように表示されます。
  • サポート対象外のアプリケーション サービスのメトリックはローカライズされていないため、英語のみで表示されます。
  • サポート対象外のアプリケーション サービスのインスタンスが複数ある場合に、ユーザー インターフェイスでそれらを区別するには、タグ「identifier」を追加し、telegraf.conf ファイル内で一意のタグ値を指定します。例:[inputs.mongodb.tags] identifier="1"
  • 同じサポート対象アプリケーション サービスの複数のインスタンスがオープン ソース Telegraf で監視されている場合、ユーザー インターフェイスでは、アプリケーション サービスのすべてのインスタンスの表示名が同じになります。同じアプリケーション サービスのインスタンスを区別するには、ユーザー インターフェイスの表示名を編集し、特定の名前を指定します。
  • [Telegraf エージェントの管理] 画面に、管理対象エージェントで有効になっていないアプリケーション サービスが有効と表示されます。オープン ソース Telegraf を使用する前に、管理対象エージェントをアンインストールしてください。
  • オープン ソースの Telegraf を使用する場合、Telegraf バージョン 1.19.0 はサポートされません。