Ping 概要ダッシュボードを使用し、ping 機能を構成して、仮想環境内に存在するエンドポイントの可用性を確認します。ping 機能は、アダプタ インスタンスで IP アドレス、IP アドレスのグループ、FQDN に対して構成できます。このダッシュボードでは、遅延の分布やパケット ロスの分布などの ping アダプタの詳細を表示できます。

使用可能なカスタマイズ

より充実したコンテキストのために、選択したオブジェクト プロパティを表示するプロパティ ウィジェットの追加もできます。複数の表で同じプロパティ ウィジェットを使用できますが、オブジェクト タイプは同じにする必要があります。
注: FQDN 名の有効性がチェックされます。FQDN 検証は RFC1034 と RFC1123 に依存し、インターネットのトップ レベル ドメインのみが検証されます。 .local ドメインはインターネットの DNS (Domain Name System) のトップレベル ドメイン リストに分類されないため、サポートされません。

ウィジェット情報

  • 遅延の分布:このウィジェットを使用して、遅延が大きいオブジェクトを表示できます。
  • パケット ロスの分布:このウィジェットを使用して、多数のパケット ロスが発生しているオブジェクトを表示できます。
  • Ping ターゲット:このウィジェットを使用して、FQDN でグループ化された ping ターゲットのリストを表示できます。Ping オブジェクトの遅延とパケット ロスの情報も表示されます。
  • ソース イニシエータ別の内訳:このウィジェットを使用して、ソース(ping イニシエータ)別に ping 統計情報のリストを表示できます。ターゲットに複数の場所から ping を実行して、問題がネットワーク関連か、またはサーバ関連かを判断できます。