カスタム ベンチマークを vRealize Operations インスタンスからエクスポートし、別のインスタンスにインポートすることができます。カスタム ベンチマークを再利用することで、時間と労力を節約できます。インポートしたカスタム ベンチマークは変更できます。エクスポートしたファイルは XML 形式です。XML ファイルには、アラート グループ、アラート、およびフィルタに関する情報が含まれます。

前提条件

vRealize Operations の別のインスタンスからカスタム ベンチマークを含む XML ファイルをエクスポートしてから、その XML ファイルを別のインスタンスにインポートする必要があります。

手順

  1. 左側のメニューで [最適化] > [コンプライアンス] の順にクリックして、[コンプライアンス] 画面にアクセスします。
  2. カスタム ベンチマークをインポートするには、オブジェクトが存在する場所に応じて、[SDDC] タブまたは [VMC SDDC] タブのいずれかを選択します。
  3. [カスタム ベンチマーク] セクションで、[カスタム コンプライアンスの追加] をクリックします。
    [カスタム コンプライアンスの追加] ダイアログボックスが開きます。
  4. [既存のカスタム ベンチマークをインポート] を選択します。
    1. [コンプライアンス スコア カードのインポート] ダイアログ ボックスで、ローカル コンピュータからスコア カード定義 XML ファイルを選択します。XML ファイルに、ファイルのエクスポートに使用された vRealize Operations インスタンスのクローン作成済みアラートが含まれている場合は、クローン作成済みのアラートもインポートされます。
    2. vRealize Operations に、XML ファイルが正常にインポートされたかどうかを示すメッセージが表示されます。
    3. XML ファイルのデータと定義済みのカスタム ベンチマーク間に競合が存在することを示すメッセージが表示された場合は、競合を処理する方法を選択します。
    4. [終了] をクリックします。
  5. 既存のカスタム ベンチマークをエクスポートするには、スコア カードをクリックしてベンチマークを選択し、[アクション] メニューから [エクスポート] を選択します。

結果

インポートされたコンプライアンス ベンチマークは、[コンプライアンス] ページの [カスタム ベンチマーク] セクションで確認できます。アラート定義とポリシーは、スコア カードをクリックした後、[アクション] メニューから [編集] をクリックすることで、いつでも編集できます。