ポリシーのワークロード自動化オプションを設定して、vRealize Operations が定義に従って環境内のワークロードを最適化できるようにします。

[ワークロード自動化] ワークスペースの仕組み

ロック アイコンをクリックして、ポリシーに固有のワークロード自動化オプションのロックを解除し、構成します。ロック アイコンをクリックしてオプションのロックを解除すると、ポリシーは親ポリシーの設定を継承します。

ポリシーのワークロード自動化を設定できる場所

ポリシーのワークロード自動化を設定するには、左側のメニューで [構成] > [ポリシー] の順にクリックし、[追加] をクリックしてポリシーを追加するか、必要なポリシーを選択します。右側のペインで、[ポリシーの編集] をクリックしてポリシーを編集します。[ポリシーの作成] または [ポリシーの編集] ワークスペースで、[ワークロード自動化] をクリックします。

表 1. [ポリシーの作成] または [ポリシーの編集] ワークスペースでのワークロード自動化
オプション 説明
ワークロード最適化 ワークロード最適化の目標を選択します。

ワークロードのパフォーマンスが最初の目標である場合は [バランス] を選択します。このアプローチは、リソース使用率のバランスをとってすべてのリソースに対するヘッドルームを最大にするようにワークロードをプロアクティブに移動します。

ワークロードの競合を最小限に抑えるには、[中程度] を選択します。

ワークロードで使用されるクラスタの数をプロアクティブに最小限に抑えるには、[統合] を選択します。開放されるリソースを再利用できる場合があります。このアプローチは、コスト最適化に適しており、同時にパフォーマンスの目標を確実に満たします。このアプローチは、ライセンスと電力のコストを減らすことができます。

クラスタのヘッドルーム ヘッドルームは、必要なキャパシティ バッファ(たとえば 20%)を確立します。これにより、超過レベルを制御できるようになり、必要に応じて、増大に備えた超過容量をクラスタ内部に確保できます。大きなヘッドルーム設定を定義すると、システムの最適化の機会が制限されます。
注: vSphere HA オーバーヘッドはすでに使用可能な容量に含まれています。この設定は、HA オーバーヘッドには影響しません。
詳細設定 [詳細設定] をクリックして、ワークロードに対処するために vRealize Operations が最初に移動する仮想マシンのタイプを選択します。Storage vMotion をオンまたはオフに設定できます。デフォルトはオンです。