プロパティ リスト ウィジェットでは、オブジェクトのプロパティとその値を表示できます。

プロパティ リスト ウィジェットと構成オプションの動作

プロパティ リスト ウィジェットでオブジェクトのプロパティを観察するには、ウィジェット自体(セルフ プロバイダ モードが有効)を構成するときに、オブジェクト プロパティ メトリックを選択します。または、別のウィジェット(セルフ プロバイダ モードが無効)から、オブジェクトまたはオブジェクト プロパティ メトリックを選択します。ウィジェット構成ウィンドウの [メトリック構成] ドロップダウン メニューから事前構成済み XML ファイルを選択して、一連のデフォルト プロパティやカスタム プロパティを表示することもできます。

プロパティ リスト ウィジェットは、ダッシュボードに追加してから編集します。セルフ プロバイダ モードを [オフ] にして、別のウィジェットからのデータを受信するようにウィジェットを構成できます。セルフ プロバイダ モードではない場合、ウィジェットには、ソース ウィジェットで選択したオブジェクトの一連の事前定義プロパティとその値が表示されます。たとえば、トポロジ ウィジェットでホストを選択し、プロパティ リスト ウィジェットでそのプロパティを確認することができます。プロパティ リストを同じダッシュボードにある受信者ウィジェットとして構成するには、ダッシュボードを編集する際に [ウィジェットの相互作用] メニューを使用します。別のダッシュボードにある受信者ウィジェットを構成するには、ソース ダッシュボードを編集する際に [ダッシュボードのナビゲーション] メニューを使用します。

プロパティ リスト ウィジェットを確認できる場所

ウィジェットは、カスタム ダッシュボードのいずれかに含まれている可能性があります。左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックして、構成されたダッシュボードを確認します。

ダッシュボード ウィジェットに表示されるデータをカスタマイズするには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。ダッシュボードを作成するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルで、[作成] をクリックします。ダッシュボードを編集するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルから、編集するダッシュボードを選択し、[アクション] > [編集] の順に選択します。[ビュー][ウィジェット] オプションを切り替えて、表示、およびダッシュボードへのウィジェットまたはビューの追加を行います。[ウィジェット リスト] パネルに、事前定義されたすべてのウィジェットのリストが表示されます。ウィジェットを上部のパネルのダッシュボード ワークスペースにドラッグします。

プロパティ リスト ウィジェットのデータ グリッド オプション

データ グリッドでは、並べ替えおよび検索できる情報が提供されます。

オプション 説明
オブジェクト名 プロパティを確認するオブジェクトの名前。プロパティをオブジェクト名で並べ替えることができます。[オブジェクト詳細] ページを開くには、オブジェクト名をクリックします。
プロパティ名 プロパティの名前。プロパティをプロパティ名で並べ替えることができます。
プロパティの値。プロパティを値で並べ替えることができます。

プロパティ リスト ウィジェットの構成オプション

ウィジェットのタイトル バーで、[ウィジェットの編集] アイコンをクリックしてウィジェットを構成します。

構成オプションは、1 つ以上のセクションにグループ化されます。ウィジェット データのベースとなるオブジェクトを選択し、次のセクションでオブジェクトを絞り込むことができます。各セクションは、オブジェクトをさらにフィルタリングし、フィルタリングされたオブジェクトを次のセクションにプッシュします。ウィジェット データは、最後のセクションの出力であるオブジェクトに基づきます。

[構成] セクションには、ウィジェットの全般的な構成オプションが表示されます。

[入力データ] セクションには、ウィジェットに対する入力を指定するオプションがあります。このセクションは、ウィジェットがセルフ プロバイダ モードのときに表示されます。

[入力変換] セクションには、ウィジェットに対する入力を変換するオプションがあります。

[出力データ] セクションには、ウィジェット データの基になるオブジェクト タイプを選択するオプションがあります。

[出力フィルタ] セクションには、選択したフィルタ基準に基づいてウィジェット データを制限するオプションがあります。

オプション 説明
タイトル

このウィジェットを同じウィジェット テンプレートに基づく他のインスタンスから識別するカスタムのタイトルを入力します。

[構成]
内容の更新

このウィジェットのデータの自動更新を有効または無効にします。

無効な場合は、ダッシュボードが開かれたとき、またはダッシュボードのウィジェットの [更新] ボタンをクリックしたときにのみ、ウィジェットが更新されます。

更新間隔

[内容の更新] オプションを有効にする場合は、このウィジェットにあるデータを更新する頻度を指定します。

セルフ プロバイダ
ウィジェットにデータが表示されるオブジェクトが、そのウィジェットで定義されたものか他のウィジェットから提供されたものかを示します。
  • オン。ウィジェットにデータを表示するオブジェクトを定義します。
  • オフ。ダッシュボードのウィジェットの相互作用オプションを使用して、他のウィジェットがオブジェクトを提供するように構成します。
ビジュアル テーマ

ウィジェットの各インスタンス用の事前定義されたビジュアル スタイルを選択します。オプションは、[オリジナル] と [コンパクト] です。

メトリックのフル ネームを表示 メトリックのフル ネームの表示を選択できます。オプションは、[オン] と [オフ] です。
[入力データ]
メトリック
ウィジェット データのベースとなるメトリックを選択します。オブジェクトを選択し、そのメトリックを選択できます。
  1. [新しいメトリックの追加] アイコンをクリックして、ウィジェット データのメトリックを追加します。オブジェクトを選択して、そのメトリック ツリーを表示し、オブジェクトのメトリックを選択します。選択したメトリックが、このセクション内のリストに表示されます。

    [共通メトリックの表示] アイコンをクリックすると、いくつかのオブジェクトの共通メトリックがメトリック ツリーに表示されます。

    メトリックを選択するオブジェクトの選択中に、[フィルタ] テキスト ボックスを使用してオブジェクトを検索できます。左側の [タグ フィルタ] ペインを展開して、1 つ以上のオブジェクト タグ値を選択することもできます。選択したタグ値を持つオブジェクトのリストが表示されます。複数の値を同じタグに選択した場合は、それらのタグのどれかが適用されるオブジェクトを選択できます。複数の値を異なるタグに選択した場合は、すべてのタグが適用されたオブジェクトのみを選択できます。

  2. 必要に応じて、リストからメトリックを選択し、[選択されたメトリックの削除] アイコンをクリックして、選択したメトリックを削除します。

    [すべて選択] アイコンをクリックして、リスト内のすべてのメトリックを選択します。

    [選択のクリア] アイコンをクリックして、リスト内の選択したメトリックをクリアします。

リスト内のメトリックの測定単位を定義できます。リスト内のメトリック ボックスをダブルクリックし、[単位] ドロップダウン メニューで測定単位を選択し、[更新] をクリックします。

オブジェクト
ウィジェット データのベースとなるオブジェクトを選択します。
  1. [新規オブジェクトの追加] アイコンをクリックし、ポップアップ ウィンドウでオブジェクトを選択します。選択したオブジェクトが、このセクション内のリストに表示されます。

    オブジェクトの選択中に、[フィルタ] テキスト ボックスを使用してオブジェクトを検索できます。左側の [タグ フィルタ] ペインを展開して、1 つ以上のオブジェクト タグ値を選択することもできます。選択したタグ値を持つオブジェクトのリストが表示されます。複数の値を同じタグに選択した場合は、それらのタグのどれかが適用されるオブジェクトを選択できます。複数の値を異なるタグに選択した場合は、すべてのタグが適用されたオブジェクトのみを選択できます。

  2. 必要に応じて、リストからオブジェクトを選択し、[選択したオブジェクトの削除] アイコンをクリックして、選択したオブジェクトを削除します。

    [すべて選択] アイコンをクリックして、リスト内のすべてのオブジェクトを選択します。

    [選択のクリア] アイコンをクリックして、リスト内の選択したオブジェクトをクリアします。

すべて

このオプションを選択した場合、ウィジェットのデータは環境内のすべてのオブジェクトに基づきます。以下のセクションには、ウィジェット データのオブジェクトを絞り込むためのオプションがあります。

[入力変換]
関係

オブジェクトの関係に基づいて、ウィジェットに対する入力を変換します。たとえば、[子] チェック ボックスをオンにし、[深さ] として [1] を選択すると、子オブジェクトはウィジェットに対する変換された入力になります。

[出力データ]
空のドロップダウン メニュー

表示する属性を含むリストを指定します。

  1. [新しいメトリックの追加] アイコンをクリックして、オブジェクト タイプに基づいてメトリックを追加します。追加したメトリックが、このセクション内のリストに表示されます。

    メトリックを選択するオブジェクト タイプの選択中に、オブジェクト タイプをアダプタ タイプでフィルタリングして、オブジェクト タイプを選択できます。メトリック ペインで、[オブジェクトの選択] アイコンをクリックして、オブジェクト タイプのオブジェクトを選択します。メトリック ツリーから、選択したオブジェクトのメトリックを選択します。

    たとえば、[データセンター] のオブジェクト タイプを選択し、[オブジェクトの選択] アイコンをクリックして、環境内のデータセンターのリストを表示し、選択したデータセンターのメトリックを選択できます。

  2. 必要に応じて、リスト内のメトリックとプロパティの測定単位を定義できます。リスト内のメトリック ボックスまたはプロパティ ボックスをダブルクリックし、[単位] ドロップダウン メニューで測定単位を選択して、[更新] をクリックします。
  3. [カラー メソッド] オプションを使用すると、各メトリックの色付けの条件を定義できます。このオプションが [カスタム] に設定されている場合は、[黄色][オレンジ色][赤色] テキスト ボックスにカラー値を入力できます。また、シンプトムの定義で色分けを設定することもできます。色を使用しない場合は、[なし] を選択します。

[出力フィルタ]

オブジェクト タイプのフィルタ条件に基づいて、ウィジェット データをさらに絞り込みます。ウィジェット データは、フィルタリングされたオブジェクト タイプのオブジェクトに基づきます。

[基本] サブセクションでオブジェクトにタグ フィルタが適用された場合は、タグ フィルタが適用されたオブジェクトのオブジェクト タイプに対してフィルタ基準を定義します。タグ フィルタが適用されたオブジェクトが、このフィルタ条件のどのオブジェクト タイプにも属していない場合、ウィジェットは、このフィルタをスキップし、タグ フィルタが適用されたすべてのオブジェクトを含めます。

オブジェクトに入力変換が適用された場合は、変換されたオブジェクトのオブジェクト タイプに対してフィルタ基準を定義します。

  1. 最初のドロップダウン メニューから、オブジェクト タイプを選択します。
  2. 2 番目のドロップダウン メニューから、フィルタ基準を定義するオプションを選択します。たとえば、[データセンター] のオブジェクト タイプに対して [メトリック] を選択すると、データセンターの特定メトリックの値に基づいてフィルタ基準を定義できます。
  3. 表示されるドロップダウン メニューとテキスト ボックスで、値を選択または入力してオブジェクトをフィルタリングします。
  4. さらにフィルタ条件を追加するには、[追加] をクリックします。
  5. 別のフィルタ条件セットを追加するには、[別の条件セットの追加] を追加します。