スクリプトを使用して、エンドポイント仮想マシンでエージェントのインストール/アンインストールができます。

前提条件

  • エンドポイント仮想マシンを vRealize Operations で使用できる必要があります。
  • すべての前提条件を満たします。詳細については、「前提条件」を参照してください。
  • 解凍パッケージをエンドポイント仮想マシンで使用できる必要があります。
  • ユーザーにダウンロード フォルダへのアクセス権限が必要です。
  • ゲスト IP アドレスが適切に構成され、vCenter Server 全体で一意である必要があります。vCenter Server 間で同じ IP アドレスを持つ複数のエンドポイント仮想マシンが監視されている場合、スクリプトは解決されず、アプリケーションの監視にサブスクライブすることはできません。
  • クラウド アカウントは、エンドポイント仮想マシンが属する vCenter Server 用に構成されている必要があります。
  • vRealize Operations のポート 443 からエンドポイント仮想マシンにアクセスできる必要があります。
  • vRealize Operations ユーザーに、次の権限が必要です。
    • 管理 > REST-API > その他のすべての読み取り、書き込み API
    • 管理 > REST-API > API への読み取りアクセス
    • 環境 > アプリケーション > Telegraf エージェントの管理
    • 環境 > アクション > 仮想マシンのブートストラップ
    • 環境 > アクション > ブートストラップのダウンロード
    注: 権限を確認し、 [管理] > [アクセス コントロール] > [ロール] の順に移動して、ユーザーが割り当てられているロールを選択します。権限はページの右端に表示されます。
  • 現在は IPv4 のみがサポートされています。
  • VMware Tools のバージョンは 10.2 以上にする必要があります。

手順

  1. エージェントをインストールまたはアンインストールするエンドポイント仮想マシンにログインし、次の場所でクラウド プロキシからサンプル スクリプトをダウンロードします:https://<CloudProxy>/downloads/salt/download.sh
    次のいずれかのコマンドを実行します。
    wget --no-check-certificate https://<CloudProxy>/downloads/salt/download.sh
    curl -k “https://<CloudProxy>/downloads/salt/download.sh” --output download.sh
    
    注: 上記で指定したコマンドおよび場所の <CloudProxy> に関連する クラウド プロキシ IP アドレス/FQDN を使用します。
  2. 次のコマンドを実行してスクリプトを実行可能にします。
    chmod +x download.sh
  3. スクリプトを実行し、エージェントをインストールまたはアンインストールするには、次のコマンドを実行します。
    ./download.sh  -o <operation> -v <vrops_ip_or_fqdn> -u <vrops_user> -p <vrops_password> [-d download_tmp_dir] [-c cloud_proxy_ip]
    
    Description of arguments:
    operation - Bootstrap operation. values: install, uninstall.
    vrops_ip_or_fqdn - IP/FQDN of vRealize Operations. This can be the address of any vRealize Operations node or VIP of vRealize Operations.
    vrops_user - vRealize Operations user. The user should have enough permissions.
    vrops_password - Password of vRealize Operations.
    download_tmp_dir - Temporary directory to download agent related bits. It is an optional parameter. Default value: current directory.
    cloud_proxy_ip - Cloud proxy IP on which the AppOS Adapter instance will be created. It is an optional parameter. Default value: Cloud proxy where the vCenter adapter resides.

    ブートストラップのステータスを確認するには、uaf-bootstrap-results のファイルを確認します。インストールが失敗した場合は、uaf_bootstrap.log でエラー メッセージを探します。

    スクリプトが正常に実行された場合は、1 回の収集サイクル後に [Telegraf エージェントの管理] タブのエージェント ステータスが更新されます。サイクルの完了には約 5 ~ 10 分かかります。

    注: 自動化スクリプトを使用する場合、バッチ サイズが 20 のエージェントの同時インストールがサポートされます。