vRealize Operations はインターネット プロトコル バージョン 4 (IPv4) とインターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) の両方をサポートしています。クラスタ内のすべてのノードが同じプロトコルに従う必要があります。エンドポイント通信には、IPv4 または IPv6 を使用できます。環境が IPv6 プロトコルのみをサポートしている場合は、各ノードの OVF デプロイ中に [Prefer IPv6] フラグを有効にする必要があります。[Prefer IPv6] フラグを設定すると、vRealize Operations はすべての通信に IPv6 を使用します。
IPv6 を使用する際の考慮事項
- DHCP を使用しているノードがある場合は、DHCP サーバが IPv6 をサポートするよう構成されていることが必要です。
- IPv6 DHCP または固定の構成には、グローバル スコープが必要です。
- DHCP がサポートされるのはデータ ノードとリモート コレクタのみです。プライマリ ノードおよびレプリカ ノードには、固定の IP アドレスが必要です。
- DNS サーバが IPv6 をサポートするよう構成されていることが必要です。
- ノードをクラスタに追加する場合は、プライマリ ノードの IPv6 アドレスを入力してください。
- VMware vCenter インスタンスを vRealize Operations内で登録する場合、vCenter も IPv6 を使用している場合は、VMware vCenter Server システムの IPv6 アドレスを角括弧で囲んでください。
例：
[2015:0db8:85a3:0042:1000:8a2e:0360:7334]注： vRealize Operations が IPv6 を使用していても、vCenter Server が引き続き IPv4 アドレスを持っている可能性があります。その場合、 vRealize Operationsに角括弧は不要です。
