vRealize Operations ログの仕組み

製品ユーザー インターフェイスでのトラブルシューティングのため、製品には確認のための参照や読み込みができる vRealize Operations ログ ファイルの展開可能なツリーがあります。ログ ファイル フォルダの編集、保持できるログ サイズの制限、およびログ レベルの設定も行えます。

vRealize Operations ログは、クラスタ ノードおよびログ タイプによって分類されます。すべてのログは UTC 形式の日付と時刻で記録されています。デフォルトのログ形式は次のとおりです。
Date/Time+0000, LEVEL, [THREAD/IP Address], [Specific Fields], CLASS - MESSAGE

vRealize Operations の仮想マシンにタイムゾーンを設定している場合、システム ログはそのタイムゾーンで記録されます。vRealize Operations ログは UTC で保持されます。

vRealize Operations ログを確認できる場所

メニューで、[管理] をクリックし、左側のペインで [サポート] > [ログ] の順にクリックします。

ログ ビューアのオプション

アイテムのツリーおよびビューアを制御するには、ツールバー オプションを使用します。

  1. [ノード] をクリックし、ノードの下にリストされている任意のコンポーネントを選択します。
  2. 歯車アイコンをクリックして、ログ レベルとログ サイズを入力します。
  3. [OK] をクリックします。
注: 関連する syslog 情報がないコンポーネントもあります。そのため、構成オプションが有効になっていないノードもあります。
図 1. ログ
フォルダ構造を示すスクリーンショット。ここでログを見つけます。
図 2. ログのオプション
ログ オプションを示すスクリーンショット。
表 1. ログ ビューアのツールバー オプション
オプション 説明
グループ化 クラスタ ノードまたはログ タイプによりツリーを編成します。
すべて折りたたむ ツリーのビューを閉じ、上位のフォルダのみを表示します。
プロパティの編集 選択したフォルダについて、ログ サイズを制限し、ログ レベルを設定できます。
選択したファイルの削除 ログ ファイルを削除します。
開始行 ファイルの開始行を示します。

0 が先頭行です。-1 または値なしの場合は、ファイルは末尾から表示されます。

行数 検索結果に表示する行数を指定します。

例:

特定のテキスト チャンクの先頭の 10 行を表示する場合、行数を 10 にし、開始行を 0 にします。

最小ログ レベル 最小ログ レベルを指定した場合、そのログ レベル以上のログが表示されます。

例:

[警告]を選択すると、同じログ レベル([警告])以上のログが表示されます。

検索する文字列 ログで検索する特定のテキストを入力します。必要に応じて、次のフィルタを追加して検索します。
  • [大文字と小文字を区別する]
  • [正規表現]

検索はさまざまなレベルで実行できます。

  • 単一ファイル:1 つのログ ファイルを検索します。
  • エンティティのすべてのログ ファイル:ログ タイプやフォルダなど、エンティティのすべてのログ ファイルを検索します。
  • ノードのすべてのログ ファイル:ノード以下にグループにされたすべてのログ ファイルを検索します。

ツリーのファイルをマウスでポイントすると、ファイルの最終変更時刻が表示されます。

時間範囲の設定 時間範囲を設定すると、その範囲のログが検索結果に表示されます。
ワードラップ このオプションを選択した場合、画面に収まらない行の部分が次の行に送られます。このオプションを選択しない場合は、すべての行が表示されるようにスクロール バーが現れます。