セキュリティ上のベスト プラクティスとして、ホスト システムが IPv4 の出所不明パケットをログに記録していることを確認します。出所不明パケットには、無効であると認識されているアドレスが含まれます。メッセージをログに記録するようにホスト システムを構成すると、不適切な構成や進行中の攻撃を特定できます。
手順
- # grep [01] /proc/sys/net/ipv4/conf/*/log_martians|egrep "default|all" コマンドを実行して、ホストが IPv4 の出所不明パケットをログに記録しているかどうかを確認します。
- IPv4 の出所不明パケットをログに記録するようにホスト システムを構成します。
- /etc/sysctl.conf ファイルを開いて、ホスト システムを構成します。
- 値が
1
に設定されていない場合は、次のエントリをファイルに追加するか、それに合わせて既存のエントリを更新します。値を1
に設定します。net.ipv4.conf.all.log_martians=1 net.ipv4.conf.default.log_martians=1
- 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
-
# sysctl -p
を実行して、構成を適用します。