ハイパーコンバージド インフラストラクチャの What-if ワークロード プランニングの一環として、[ワークロード プランニング: ハイパーコンバージド] ペインで、仮想マシンの詳細を入力します。ワークロードを追加または削除する場所を選択し、ワークロードを自分で構成するか既存の仮想マシンをテンプレートとして使用して、時間枠を確立します。詳細設定オプションを使用すると、構成をより正確に定義できます。

ワークロード プランニングを確認できる場所

メニューから、[ホーム] を選択して、左側のペインで [Optimize Capacity] > [What-If 分析] を選択します。[Workload Planning: Hyperconverged] ペインで [Add VMS] または [Remove VMS] をクリックします。

表 1. [ワークロード プランニング: ハイパーコンバージド] の [追加] オプション
オプション 説明
[シナリオ名] シナリオの名前
[場所] 仮想マシンの追加先既存のデータセンターのリストから選択します。オプションで、仮想マシンの配置先のクラスタを厳密に選択できます。
[アプリケーション] [プロファイル]/[構成] vCPU、メモリ、ディスク容量などの仮想コンピューティング リソースを構成できます。
[アプリケーション プロファイル]/[既存の仮想マシンからインポート] [仮想マシンの選択] ダイアログ ボックスが表示され、ワークロードのテンプレートとして使用する既存の仮想マシンを 1 つ以上選択できます。仮想マシンを選択したら、この画面に戻り、選択した仮想マシンごとに、ワークロードにテンプレートとして組み込む数量を入力します。
ワークロードの選択:
  • [CPU]
  • [メモリ]
  • [ディスク容量]
[構成] ラジオ ボタンが選択されていると、vCPU、メモリ、ディスク容量の値を定義して、ワークロードのサイズを設定できます。
[予測使用率] 想定される平均的な合計ワークロード キャパシティの予測パーセンテージを設定します。[詳細設定] をクリックして、CPU、メモリ、ディスクの予測使用率を個別に設定し、シン プロビジョニングまたはシック プロビジョニングを選択します。
[予測される年間成長率]

毎年予測される容量の増加率を設定します。[詳細設定] をクリックして、CPU、メモリ、ディスクの増加率を個別に設定します。

たとえば、使用率が開始日に 100 で、年間増加率を 10% に設定した場合、年度末には使用率が 110 に増加します。

増加が予測されない場合は、年間予測成長率を 0% に設定できます。

仮想マシンの数(オプション)/[数量] オプションで、ワークロードを分散する仮想マシンの数を選択できます。
追加の vSAN 構成 スワップ容量、許容されるホスト障害数、フォルト トレランスの方法と重複解除など、VMware vSAN の詳細を追加設定します。
[開始日/終了日] ワークロードの開始日と終了日をポップアップ カレンダーから選択します。終了日は、現在の日付から 1 年より後にすることはできません。
[シナリオの実行] クリックしてシナリオを実行します。選択した場所にシナリオが適合するかどうかが計算されます。
[保存] シナリオを [保存] します。
[キャンセル] シナリオを [キャンセル] します。
表 2. [ワークロード プランニング: ハイパーコンバージド] の [削除] オプション
オプション 説明
[シナリオ名] シナリオの名前。
[場所] 仮想マシンの削除元既存のデータセンターのリストから選択します。オプションで、ワークロードの削除元のクラスタを選択できます。
[アプリケーション] [プロファイル]/[構成] vCPU、メモリ、ディスク容量などの仮想コンピューティング リソースを構成できます。

シナリオを構成したら、削除するカスタム仮想マシンの数を入力します。

[アプリケーション プロファイル]/[既存の仮想マシンのインポート] [仮想マシンの選択] ダイアログ ボックスが表示され、既存の仮想マシンを選択できます。仮想マシンを選択したら、この画面に戻り、選択した仮想マシンごとに、ワークロードから削除する数量を入力します。
注: ワークロードの削除の最大値として推奨される制限は、仮想マシン 100 台です。
[アプリケーション プロファイル]/[カスタム]
ワークロードの選択
  • [CPU]
  • [メモリ]
  • [ディスク容量]
[構成] ラジオ ボタンが選択されていると、vCPU、メモリ、ディスク容量の値を定義して、ワークロードのサイズを設定できます。
[予測使用率] 想定される平均的な合計ワークロード キャパシティの予測パーセンテージを設定します。[詳細設定] をクリックして、CPU、メモリ、ディスクの予測使用率を個別に設定し、シン プロビジョニングまたはシック プロビジョニングを選択します。
仮想マシンの数(オプション)/[数量] オプションで、ワークロードを分散する仮想マシンの数を選択できます。
追加の vSAN 構成 スワップ容量、許容されるホスト障害数、フォルト トレランスの方法と重複解除など、VMware vSAN の詳細を追加設定します。
[開始日/終了日] ワークロードの開始日と終了日をポップアップ カレンダーから選択します。終了日は、現在の日付から 1 年より後にすることはできません。終了日は空白のままにすることもできます。
[シナリオの実行] クリックしてシナリオを実行します。ワークロードを削除した場合のクラスタへの影響(残り時間と残りキャパシティ)が計算されます。
[保存] シナリオを [保存] します。
[キャンセル] シナリオを [キャンセル] します。

結果:ハイパーコンバージド インフラストラクチャへの仮想マシンの追加または削除

シナリオを実行すると、シナリオの結果が表示されます。プライベート クラウド データセンターに、推奨事項が表示されます。推奨事項には、VMware Cloud に追加する仮想マシンの数、または VMware Cloud から削除する仮想マシンの数に関する詳細が含まれます。また、使用しているクラウド環境にワークロードが適合するかどうか、および仮想マシンを VMware Cloud に追加した場合のコストの増加と VMware Cloud から削除した場合のコストの節約も表示されます。パブリック クラウドのタイルには、Google Cloud、VMware Cloud on AWS、Amazon Web Services、IBM Cloud などを使用した場合のパブリック クラウド全体のコストの増加や節約が表示されます。