リモート コレクタ ノードは追加のクラスタ ノードです。これによって vRealize Operations は、より多くのオブジェクトを監視のためにインベントリに収集することができます。データ ノードとは異なり、リモート コレクタ ノードは vRealize Operations のコレクタ ロールのみを実行します。これらのリモート コレクタは、データを保存することも分析機能を実行することもありません。リモート コレクタは、統合されたオブジェクトからデータを収集し、その後、プライマリ ノードにデータを転送します。プライマリ ノードで処理されたデータは、レポートおよび分析として確認できます。
リモート コレクタは、複数の場所がある場合に特に役立ちます。リモートの場所にあるサイトにはリモート コレクタをデプロイし、プライマリの場所にのみプライマリ ノードをデプロイします。
リモート コレクタ ノードを追加するには、1 つ以上のプライマリ ノードが必要です。
通常、リモート コレクタ ノードは、ファイアウォールの操作、データセンター間の帯域幅の低減、リモート データ ソースへの接続、または vRealize Operations 分析クラスタ上の負荷の低減を行うことを目的としてデプロイされます。リモート コレクタ ノードをデプロイするには、リモート コレクタ ノードを作成するためのセットアップ ウィザードの実行を参照してください。
リモート コレクタは、ネットワークに問題がある間はデータをバッファしません。リモート コレクタと分析クラスタ間の接続が失われた場合、リモート コレクタはその間に発生したデータ ポイントを格納しません。その後接続が回復すると、vRealize Operations は接続喪失時の関連イベントを監視または分析に遡及的には組み入れません。
vRealize Operations のポート情報は、 ポートとプロトコルで使用できます。