このリリースの新機能および機能強化については、「主な特長と機能」を参照してください。
セキュリティ脆弱性の修正
このリリースでは CVE-2021-22033 が解決されています。脆弱性と VMware 製品への影響の詳細については、VMSA-2021-0021を参照してください。
製品サポートに関する注意事項
主な特長と機能
製品のナビゲーションを一新し、ユーザー エクスペリエンスと検索性を向上。vRealize 8.6 ユーザー インターフェイスのナビゲーションおよびvRealize Operations 8.6 の管理を参照してください。
VMware Cloud on AWS Government Cloud
VMware Cloud on AWS Government Cloud エンドポイントの監視のサポートが導入されました。vRealize Operations での監視のために VMware Cloud on AWS クラウド エンドポイントをオンボーディングする前に、既知の制限事項を十分に確認してください。VMware Cloud on AWS Government Cloud エンドポイントの監視の前提条件と手順については、vRealize Operations での VMware Cloud on AWS Government Cloud エンドポイントの構成ページを参照してください。
ビジネス アプリケーションの管理
コンテンツの管理
合理化されたデータ収集アカウント管理
- すべてのアダプタ構成を単一ページで提供します。
- クラウド アカウント
- その他のアカウント
- 統合
- リポジトリ
- ネイティブの管理パックと非ネイティブの管理パックを含め、適切なカテゴリを使用してすべてのエンドポイントを 1 つの画面で視覚化できます。
- 管理パック別のコンテンツの視覚化を向上。
- Day 2 のユース ケースを管理しやすくなりました。
[統合] ページを参照してください。
コスト計算の機能拡張
キャパシティの強化
- キャパシティ予測で入力データの使用率が高い部分を使用する、「ピークに注目」した新しいリスク レベルをポリシーの [キャパシティ設定] に導入。使用率が急増する、パフォーマンスが重要なワークロードに適しています。詳細については、キャパシティの詳細を参照してください。
- キャパシティ計算をリセット可能。必要な管理者権限を持つユーザーは、キャパシティ計算の開始日を指定できます。これにより、キャパシティ予測アルゴリズムが将来の操作に関連しない古い履歴データ部分を無視するように指定できます。[キャパシティ] タブの概要を参照してください。
- アイドル状態の仮想マシンの定義 - アイドル状態の仮想マシンの定義を調整する際に複数のオプションを利用可能。再利用設定を参照してください。
- 仮想マシンの不足 - クラスタに不足している仮想マシンの数を表示。[キャパシティ] タブの概要を参照してください。
ストレージの容量の強化
簡素化されたトラブルシューティング
グローバル設定の強化
- グローバル設定は複数のカテゴリにグループ化され、フリー テキスト検索オプションを使用して確認できます。グローバル設定のリストを参照してください。
ダッシュボードとビューの強化
管理ユーザー インターフェイスのメトリック
ライセンス
クラウド プロキシ
- クラウド プロキシに固定 IPv6 のサポートが追加されました。
VMware ネイティブ管理パック
NSX-T
- VMware Cloud on AWS での NSX-T データ収集で、リモートコレクタが VMware Cloud on AWS アダプタ構成の定義に従ってプロキシ設定を利用できるように機能を強化。
AWS
Azure
Google Cloud Platform
その他の機能強化
メトリックおよびプロパティの変更
vRealize Operations 8.6 で変更されたすべてのメトリックおよびプロパティについては、次のナレッジベースの記事に説明があります。
Metrics added in vRealize Operations 8.6
インスタンス化されたメトリック
デフォルトでは、vRealize Operations 8.2 以降のデプロイ後、または同バージョンへのアップグレード後に、以前のバージョンからポリシーをインポートするとインスタンス化されたメトリックが無効になります。インスタンス化されたメトリックを vRealize Operations 8.2 以降で再度有効にするには、ナレッジベースの記事 KB81119 を参照してください。
更新された Management Pack
vRealize Operations 8.6 用のアップデートされた VMware Management Pack は、次のとおりです。
- SDDC Health Monitoring Solution 8.6
- vRealize Operations Management Pack for VMware Cloud Director 8.6
- vRealize Operations Tenant App for VMware Cloud Director 8.6
- vRealize Operations Management Pack for vRealize Orchestrator 3.2
- vRealize Operations Management Pack for Kubernetes 1.6
VMware vRealize Operations Certificate Renewal PAK ファイル
vRealize Operations 8.6 へのアップグレードでは、クラウド プロキシが接続されたセットアップを除き、内部証明書もアップグレードされます。VMware vRealize Operations Certificate Renewal PAK ファイルは、内部証明書が期限切れで、アップグレード前にクラウド プロキシが vRealize Operations に接続されている場合にのみ、vRealize Operations 8.6 に適用する必要があります。vRealize Operations 8.6 の内部証明書は、初期デプロイ時に生成されます。KB71018を参照してください。クラウド プロキシ証明書は個別にアップグレードされます。詳細については、KB83698を参照してください。
基本認証
REST API を使用した基本認証は非推奨のため、vRealize Operations 8.6 の新規デプロイではデフォルトで無効になります。vRealize Operations 8.6 にアップグレードされたインスタンスは、アップグレード前と同じプロパティを継承します。代わりに、トークンベース認証を使用することをお勧めします。基本認証を有効または無効にする必要がある場合は、KB77271 を参照してください。
Active Directory の認証ソース
短縮名を使用した vRealize Operations へのログインは、ユーザー名のドメイン サフィックスが [ベース DN] オプションで指定されたドメイン名と一致する場合にのみ成功します。そうでない場合は、ログイン時にドメイン サフィックスを含む完全なユーザー名を指定する必要があります。詳細については、KB68131を参照してください。