キャパシティ バッファ要素を使用すると、キャパシティとコスト計算のためのバッファを追加できます。vCenter Server オブジェクトの場合、デマンドおよび割り当てモデルの CPU、メモリ、ディスク容量にバッファを追加できます。キャパシティ バッファをデータストア、クラスタ、およびデータストア クラスタに追加できます。ここで定義した値は、クラスタ コストの計算に影響します。残り時間、残りキャパシティ、推奨値は、バッファに基づいて計算されます。WLP の場合、キャパシティバッファが最初に考慮され、次に定義したヘッドルームが考慮されます。

キャパシティ バッファを定義する場所

ポリシーのキャパシティ バッファ分析設定を表示してオーバーライドするには、左側のメニューで [構成] > [ポリシー] の順にクリックし、[追加] をクリックしてポリシーを追加するか、必要なポリシーを選択します。右側のペインで、[ポリシーの編集] をクリックしてポリシーを編集します。<ポリシー名> [編集] ワークスペースで、[キャパシティ] カードをクリックします。選択したオブジェクト タイプのキャパシティ バッファがワークスペースに表示されます。ロック アイコンをクリックしてセクションをロック解除し、変更を加えます。

[キャパシティ バッファ要素の仕組み]

キャパシティ バッファ要素は、追加のヘッドルームの量を決定し、必要に応じてクラスタ内の拡張用に追加の領域を確保します。使用可能なキャパシティの値は、ここで指定するバッファ容量によって小さくなります。デフォルトのバッファ値はゼロです。以前のバージョンの vRealize Operations Cloud からアップグレードする場合、バッファ値は新しいバージョンに引き継がれます。

割り当てモデルに指定するキャパシティ バッファ値は、ポリシーで割り当てモデルを有効にしている場合にのみ考慮されます。

バージョン 8.6 以降では、キャパシティ バッファがクラスタ コンピューティング リソースから減価償却されます。割り当てモデルのオーバーコミット率の設定とバッファ設定は、データストア オブジェクトに設定されている場合、データストア クラスタおよびクラスタ オブジェクトに関連するディスク容量に優先します。これらが設定されていない場合、コスト計算にはデータストア クラスタの設定が使用されます。データストア クラスタの設定も行われていない場合はクラスタの設定が使用されます。クラスタに対して実行した割り当てとバッファの設定は、基盤となるデータストアには影響せず(これらの設定は継承されないため)、その逆も同様に、データストアに対して行われた設定はクラスタに反映されません。

次の表は、vCenter アダプタ オブジェクト タイプに基づいて定義できるキャパシティ バッファを示したものです。
オブジェクト タイプ キャパシティ バッファの有効なモデル
CPU 需要

割り当て

メモリ 需要

割り当て

ディスク容量 需要

割り当て