vRealize Operations Cloud は、VMware Cloud on AWS のクラウド アカウントを提供し、統合された一貫性のある使用環境を実現して SDDC を管理します。VMware Cloud on AWS SDDC をエンドポイントとして構成しながらユーザーによる入力を最小限に抑えることで、この一貫性のある使用環境を実現します。
vRealize Operations Cloud は、次のような主要ユースケースによって、VMware Cloud on AWS によるハイブリッド クラウドの管理を行います。
- パフォーマンスの継続的な最適化：ワークロードの最適化によって、アプリケーションに必要なリソースが確保されます。ここでは、仮想マシンは定義したパフォーマンス、運用、ビジネス上の目的に合わせて、同じデータセンター内（またはカスタム データセンター内）の別のクラスタに移動されます。
- キャパシティとコストの効率的な管理：VMware Cloud on AWS のキャパシティ プランニングにより、クラスタ、ホスト、仮想マシン、データストア、ディスク グループのキャパシティを記録および管理できます。コスト管理を使用すると、VMware Cloud on AWS でインフラストラクチャを実行するためのコストの監視ができます。
- インテリジェントな修正：vCenter Server の既存ダッシュボードとアラートを使用して、VMware Cloud on AWS 環境をトラブルシューティングします。
- 構成とコンプライアンスの統合：VMware Cloud on AWS の SDDC を構成する際に、vSAN および NSX-T のインスタンスを構成することもできます。コンプライアンスは、vSAN および NSX-T を含む VMware Cloud on AWS をサポートします。
このユースケースでは、制限やダッシュボードを使用した
vRealize Operations Cloud での VMware Cloud on AWS の構成プロセスをご紹介します。
