マウントされた ISO イメージを使用して、vRealize Orchestrator 8.0 環境を最新の製品バージョンにアップグレードできます。vRealize Orchestrator 7.x 以前から vRealize Orchestrator 8.x へのアップグレードはサポートされていません。
前提条件
ISO イメージをダウンロードしてマウントします。
- VMware の公式ダウンロード サイトから ISO イメージをダウンロードします。
- vSphere 内の vRealize Orchestrator Appliance 仮想マシンの CD-ROM ドライブを接続します。『vSphere 仮想マシン管理ガイド』ドキュメントを参照してください。
注： CD-ROM ドライブに接続した後、
vRealize Orchestrator Appliance 仮想マシンの設定ページに移動し、
[パワーオン時に接続 ] が有効になっていることを確認します。
- ISO イメージを、vSphere 内の vRealize Orchestrator Appliance 仮想マシンの CD-ROM ドライブにマウントします。『vSphere 仮想マシン管理ガイド』ドキュメントを参照してください。
手順
- vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
- blkid コマンドを実行し、vRealize Orchestrator Appliance CD-ROM ドライブのデバイス名をメモしておきます。
- CD-ROM ドライブをマウントします。
mount /dev/xxx /mnt/cdrom
重要： クラスタ化された
vRealize Orchestrator 展開の場合は、クラスタ内のすべてのノードで手順 2 および 3 を実行する必要があります。
- vracli upgrade exec -y --prepare --profile lcm --repo cdrom:// コマンドを実行します。
- vRealize Orchestrator ノードをパワーオフします。
- 仮想マシン (VM) のスナップショットを作成して、vRealize Orchestrator 環境をバックアップします。「スナップショットの作成」を参照してください。
注意：
vRealize Orchestrator 8.x は、現在メモリ スナップショットをサポートしていません。
vRealize Orchestrator 環境のスナップショットを作成する前に、
[仮想マシンのメモリのスナップショット作成] オプションが無効になっていることを確認します。
- vRealize Orchestrator 環境をパワーオンします。
- アップグレードを完了するには、展開内のいずれかのノードで vracli upgrade exec コマンドを実行します。
結果
vRealize Orchestrator 環境がアップグレードされました。
