ワークフロー アイテムのスクリプトにブレークポイントを挿入して、ワークフローの実行をデバッグできます。

ブレークポイントに達した場合は、いくつかの方法でデバッグ プロセスを継続することができます。ワークフロー スキーマから要素をデバッグする場合は、ワークフローの実行に関する一般的な情報の表示、ワークフローの変数の変更、ウォッチ式の追加、ログ メッセージの確認を行うことができます。
注: 非本番環境ですべてのスクリプトのデバッグを実行します。

手順

  1. vRealize Orchestrator クライアントに管理者としてログインします。
  2. ライブラリから、ワークフローを選択します。
  3. ワークフロー スキーマを開き、ワークフロー要素を選択して、[スクリプト] タブをクリックします。
  4. ブレークポイントを挿入するには、行番号の左側にある赤い円をクリックします。
    注: ブレークポイントは、スクリプトを使用したワークフロー要素にのみ挿入可能です。
  5. デバッグ モードでワークフローを実行するには、[デバッグ] をクリックします。
    ワークフローで入力パラメータが必要な場合は、そのパラメータを指定します。
  6. ブレークポイントに到達してワークフローの実行が停止したら、以下に示すいずれかのオプションを選択します。
    オプション 説明
    続行 別のブレークポイントに到達するか、ワークフローの実行が完了するまで、ワークフローの実行を再開します。
    ステップイン このオプションを使用して、ワークフロー要素にステップインできます。ワークフロー エディタでデバッグしている場合は、ネストされたワークフロー要素にステップインすることはできません。
    ステップ オーバー スキーマ内の現在の要素をスキップし、次の要素でワークフローの実行を停止します。
    注: デバッガで、現在のブレークポイントをクリックして無視するように指示できます。これにより、ブレークポイントのシンボルが緑色の三角形に変更されます。
  7. (オプション) [デバッガ] タブで、ウォッチ式を挿入します。
    式を使用して、特定の変数の完了に従うことができます。
  8. (オプション) [デバッガ] タブで、変数の値を変更します。