ローカルの vRealize Orchestrator オブジェクトに加えた変更を統合 Git リポジトリにプッシュします。この使用事例では、Python ベースの vRealize Orchestrator アクションへの変更を特定の Git ブランチにプッシュします。

ローカルでの変更のセットを Git リポジトリにプッシュできます。各変更セットは、1 つ以上の変更された vRealize Orchestrator オブジェクトで構成されます。

注: 変更セットを Git リポジトリにプッシュおよび破棄するプロセスは、グループの権限によって制限されません。そのため、あるグループのワークフロー開発者が別の開発者の加えたローカル変更をプッシュまたは破棄できます。

前提条件

  • Git ブランチを作成していることを確認します。GitLab 環境の準備を参照してください。
  • Git リポジトリとの接続を設定していることを確認します。Git リポジトリとの接続の設定を参照してください。
  • Git 統合が変更を [Python-branch] Git ブランチにプッシュするように設定されていることを確認します。
  • Python ベースの vRealize Orchestrator オブジェクトを作成します。

手順

  1. vRealize Orchestrator Client にログインします。
  2. Python アクションを編集します。
    1. [ライブラリ] > [アクション] の順に移動し、Python アクションを選択します。
    2. 説明の変更など、アクションにマイナー変更を行います。
    3. アクションを保存します。
  3. 変更を Git リポジトリにプッシュします。
    注: オブジェクト エディタの下部に表示される [バージョン] オプションをクリックして、オブジェクト レベルでローカルの変更をプッシュすることもできます。
    1. [管理] > [Git 履歴] の順に移動します。
      [Git 履歴] 画面には、ローカル バージョンのブランチと選択した Git リポジトリのブランチとの現在の相違点が表示されます。変更された vRealize Orchestrator オブジェクトのエントリを展開して、バージョンの違いを表示できます。
      注: ローカルでの変更のセットを破棄するには、 [すべて破棄] を選択します。
      vRealize Orchestrator クライアント インターフェイスに [Git 履歴] 画面が表示されます。
    2. [プッシュ] をクリックします。
    3. コミットのタイトルを入力します。
    4. (オプション) コミットに関する短い説明を入力します。
    5. Git リポジトリにプッシュする Python アクションの変更を選択します。
  4. ローカルでの変更のセットの Git リポジトリへのプッシュを完了するには、[プッシュ] をクリックします。

次のタスク

Git ブランチでの開発が完了したら、メイン ブランチとマージします。マージ要求の作成方法を参照してください。