vRealize Orchestrator 8.11.1 | 2023 年 2 月 21 日 各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。 |
vRealize Orchestrator 8.11.1 | 2023 年 2 月 21 日 各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。 |
VMware vRealize Orchestrator 8.11.1 | 2023 年 2 月 21 日
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このドキュメントの更新:
日付 |
更新の説明 |
タイプ |
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02/21/2023 |
初期公開。 |
vRealize Orchestrator 8.11.1 リリースでは、メンテナンスとバグの修正に重点が置かれています。
vRealize Orchestrator Appliance は OVA ファイルとして配布される VMware Photon OS ベースのアプライアンスです。内部 PostgreSQL データベースを使用して事前にビルド、構成されており、vCenter Server 6.0 以降で展開できます。
vRealize Orchestrator Appliance を使用すると、VMware クラウド スタック(vRealize Automation、vCenter Server を含む)と、お使いの IT プロセスおよび環境を、すばやく、簡単に、低コストで統合できます。
vRealize Orchestrator Appliance を展開する手順については、「vRealize Orchestrator Appliance のダウンロードと展開」を参照してください。
vRealize Orchestrator Appliance サーバの設定の詳細については、スタンドアローン vRealize Orchestrator サーバの構成を参照してください。
マウントされた ISO イメージを使用して、スタンドアローンまたはクラスタ化された vRealize Orchestrator 8.x 展開を最新の製品バージョンにアップグレードできます。
vRealize Orchestrator Appliance のアップグレードの詳細については、「vRealize Orchestrator のアップグレード」を参照してください。
vSphere または vRealize Automation で認証されたスタンドアローン vRealize Orchestrator インスタンスを vRealize Orchestrator 8.x に移行できます。移行でサポートされる vRealize Orchestrator 7.x の製品バージョンは、バージョン 7.3 から 7.6 です。クラスタ化された vRealize Orchestrator 7.x の展開の移行はサポートされません。
vRealize Orchestrator Appliance の移行の詳細については、「vRealize Orchestrator の移行」を参照してください。
vRealize Orchestrator 8.11.1 をインストールすると、デフォルトで次のプラグインもインストールされます。
vRealize Orchestrator vSphere vCenter Plug-In 7.0.0
vRealize Orchestrator Mail Plug-In 8.0.1
vRealize Orchestrator SQL Plug-In 1.2.1
vRealize Orchestrator SSH Plug-In 7.6.0
vRealize Orchestrator SOAP Plug-In 2.0.6
vRealize Orchestrator HTTP-REST Plug-In 2.5.0
Microsoft Active Directory 3.0.13 用の vRealize Orchestrator Plug-in
vRealize Orchestrator AMQP Plug-In 1.0.6
vRealize Orchestrator SNMP Plug-In 1.0.5
vRealize Orchestrator PowerShell Plug-In 1.0.20
vRealize Orchestrator Multi-Node Plug-In 8.11.1
vRealize Orchestrator Dynamic Types 1.3.6
vRealize Orchestrator vCloud Suite API (vAPI) Plug-In 7.5.2
VMware vSphere Update Manager Plug-in 7.0.0
vRealize Orchestrator Auto Deploy Plug-in 7.0.0
vRealize Orchestrator の以前のリリースの機能と問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vRealize Orchestrator の以前のリリースのリリース ノートを確認するには、次のいずれかのリンクをクリックしてください。
ワークフローまたは Day 2 アクションに新しい入力タイプを追加するときに、複合タイプを入力パラメータとして使用することができません。
以前は、複合タイプはワークフローまたは Day 2 アクションの入力タイプとして使用できませんでした。Array/CompositeType(name:string,grade:number):Student
など、配列の一部としてのみ宣言された複合タイプがインデックス化され、ブラウザのタブやインスタンス全体のタイプ セレクタで使用できるようになりました。
バージョン履歴リポジトリのガベージ コレクション中にスタック オーバーフロー エラーが発生します。
vRealize Orchestrator は毎晩、バージョン履歴リポジトリに含まれるコンテンツに対してガベージ コレクション プロセスを実行します。このプロセス中にスタック オーバーフロー エラーが発生し、リポジトリが機能しなくなる場合があります。この問題は、vRealize Orchestrator Appliance サーバの実行中のスタック メモリ サイズを 2 倍にすることで解決されました。
API Explorer で vCenter Server メタモデル データを表示する場合に問題が発生します。
vAPI メタモデルのインポートまたはリモート vAPI メタモデル ワークフローを実行して vAPI エンドポイントを追加または削除すると、Apple Safari ブラウザを使用しているときに API Explorer で変更(vCenter Server メタモデル)が表示されません。
この問題は、DynamicTypes プラグインと、タイプの動的な追加または削除を含むその他のプラグインに該当します。この問題は、Google Chrome ブラウザを使用しているユーザーには該当しません。
回避策:vRealize Orchestrator Appliance を再起動します。
統合された Git リポジトリからプル操作を実行しようとするときに、「could not execute batch」というエラーが表示される
統合されたアクティブなリモート Git リポジトリがあり、[Git 履歴] タブから初期プル操作を実行しようとすると、操作が成功せず、「Error: could not execute batch
」というエラー メッセージが表示される場合があります。この問題は、vRealize Orchestrator 7.6 デプロイから移行した後、または以前に重複するコンテンツを含む可能性のあるリモート Git リポジトリと統合した後に発生する可能性があります。
回避策:
[Git 履歴] タブに表示される現在のローカルの変更をすべて含むパッケージを作成します。
使用可能なすべてのオプションを選択してパッケージをエクスポートします。
パッケージを削除して、コンテンツは保持します。
[Git 履歴] タブに移動し、[ローカルの変更] セクションから [すべて破棄] をクリックします。新しいウィンドウが表示されたら、[破棄] をクリックして要求を確認します。
[パッケージ] タブに戻り、[インポート] ボタンをクリックして、パッケージを再インポートします。
以前のすべてのローカルの変更を含む、以前に作成したパッケージを選択します。
[パッケージ要素] タブでインポートするすべてのパッケージ要素が選択されていることを確認します。
構成の属性値のインポート、構成の SecureString 属性値のインポート、および タグのインポート モード の設定が適切に設定されていることを確認します。
[インポート] をクリックします。
このセクションには、以前の既知の問題(以前のリリースの vRealize Orchestrator から残っており、まだ製品に含まれている問題)が含まれています。
vCenter Server プラグインのストレージ VSAN ワークフローで、ソリッド ステート ドライブ (SSD) ディスクを ESXi ホストに追加できない
「ディスクのディスク グループへの追加」ワークフローと「ディスクのディスク グループからの削除」ワークフローでは、キャパシティ ディスクとしての SSD ディスクを ESXi ホストに追加することはできません。
回避策はありません。
外部ソースとして設定されたアクションのアクション コードが正しく更新されない
ワークフロー入力フォーム内で外部ソースとして設定されたアクションのスクリプト コンテンツは、前回のフォームの評価の後で 1 分間キャッシュされます。これは、入力フォームが最後に開かれたときに実行されます。アクションが更新され、1 分の時間枠内にフォームが開くと、キャッシュされたスクリプトが実行され、更新されたアクション スクリプトの内容が入力フォームに表示されません。
回避策:最後に入力フォームを開いてから 1 ~ 2 分間待機し、更新されたアクション スクリプトを実行できるようにします。
特定の状況下で ASCII 以外の文字の処理に問題が発生する
次のような状況で入力パラメータに ASCII 以外の文字を使用すると、正常に動作しなくなります。
ASCII 以外の文字が名前に含まれているファイルに対して SSH フォルダから SCP put または SCP get ワークフローを実行すると、ワークフローは実行されますが、宛先マシンに生成されるファイル名が読み取り不可能な状態になります。
ASCII 以外の文字を変数名に含めると、文字が表示されません。この問題はワークフロー変数とアクション変数で発生します。
回避策はありません。
SSH プラグインでファイアウォール接続の問題が発生する
SSH プラグインを Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ファイアウォールに接続できません。
回避策:vRealize Orchestrator 7.1 用の SSH プラグインは Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ファイアウォールへの接続をサポートしていません。
SOAP または REST ホストへの接続、あるいは証明書のインポートで問題が発生するときには、SSL または TLS の特定のバージョンを明示的に有効にしなければならない場合がある
この問題の詳細については、『Java Secure Socket Extension (JSSE) リファレンス ガイド』を参照してください。
回避策:送信 HTTPS の接続に SSLv3 と TLSv1 を明示的に有効にする方法については、「vRO 6.0.x で送信 HTTPS の接続に TLSv1.1 と TLSv1.2 を有効にする方法 (KB 2144316)」を参照してください。
認証プロキシ サーバ経由で SOAP プラグインを接続できない
[SOAP ホストの追加] ワークフローを実行しようとすると、プロキシ サーバ認証で問題が発生します。
回避策:ワークフローを実行するときは、認証を必要としないプロキシ サーバを使用します。
認証プロバイダの証明書が変更または再生成された場合、vRealize Orchestrator の認証設定が無効になることがある
コントロール センターで認証プロバイダとして設定された vRealize Automation インスタンスまたは vSphere インスタンスの SSL 証明書が変更または再生成されると、vRealize Orchestrator の認証設定が無効になり、vRealize Orchestrator サーバが起動できなくなります。
回避策:次の手順に従って、新しい認証プロバイダ証明書をインポートします。
コントロール センターに root としてログインします。
証明書 をクリックします。
[信頼された証明書] タブの [インポート] をクリックします。
URL またはファイルから SSL 証明書をロードします。
インポート をクリックします。
vRealize Orchestrator コントロール センターでプラグインをインストールしているときにエラー メッセージが表示される
コントロール センターの プラグインを管理 ページからプラグインをインストールすると、次のエラー メッセージが表示されます。プラグイン「name_of_the_plug-in」(plug-in_file_name) は現在のプラットフォーム バージョンと互換性がありません。サポートされているプラットフォーム バージョンは「names_of_the_supported_versions」です。[インストール] ボタンをクリックするとこのままインストールされます。
回避策:このエラーを無視して、プラグインのインストールを続行しても問題ありません。
配列型の vCenter Server データ オブジェクトのプロパティに値を追加できない
vRealize Orchestrator がスクリプトを実行すると、vCenter Server プラグインが JavaScript 配列を固定サイズの Java 配列に変換します。そのため、配列をプロパティ値として取得する vCenter Server データ オブジェクトには、新しい値を追加できません。事前設定した配列にオブジェクトを渡してインスタンス化すると、配列をプロパティとして取得するオブジェクトを作成できます。ただし、オブジェクトをインスタンス化すると、配列に値を追加できなくなります。
たとえば、次のコードは機能しません。
var spec = new VcVirtualMachineConfigSpec();
spec.deviceChange = [];
spec.deviceChange[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec();
System.log(spec.deviceChange[0]);
上記のコードでは、vRealize Orchestrator が空の spec.deviceChange JavaScript 配列を固定サイズの Java 配列 VirtualDeviceConfigSpec[] に変換した後、setDeviceChange() を呼び出しています。vRealize Orchestrator は spec.deviceChange[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec() を呼び出すときに、getDeviceChange() を呼び出しますが、配列は、固定サイズの空の Java 配列のままとなります。spec.deviceChange.add() を呼び出しても同じ動作になります。
回避策:配列をローカル変数として宣言します。
var spec = new VcVirtualMachineConfigSpec();
var deviceSpec = [];
deviceSpec[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec();
spec.deviceChange = deviceSpec;
System.log(spec.deviceChange[0]);