vCenter が過負荷になっている場合は、vRealize Orchestrator サーバに応答を返すのに、デフォルトで設定されている 20,000 ミリ秒よりも長い時間がかかります。この状況を回避するには、vRealize Orchestrator 構成ファイルを変更して、デフォルトのタイムアウト期間を延長する必要があります。
特定の操作が完了する前にデフォルトのタイムアウト期間が経過した場合は、vRealize Orchestrator サーバ ログにエラーが記録されます。
Operation 'getPropertyContent' total time : '5742228' for 1823 calls, mean time : '3149.0', min time : '0', max time : '32313' Timeout, unable to get property 'info' com.vmware.vmo.plugin.vi4.model.TimeoutException手順
- コントロール センターに root としてログインします。
- [システム プロパティ] をクリックします。
- [新規] をクリックします。
- [キー] テキスト ボックスに、com.vmware.vmo.plugin.vi4.waitUpdatesTimeout と入力します。
- [値] テキスト ボックスに、新しいタイムアウト期間をミリ秒単位で入力します。
- (オプション) [説明] テキスト ボックスにシステム プロパティの説明を入力します。
- [追加] をクリックし、vRealize Orchestrator サーバが再起動するまで待機します。
結果
設定した値により、デフォルトのタイムアウト設定である 20,000 ミリ秒はオーバーライドされます。