デフォルトでは、vRealize Orchestrator の JavaScript からアクセスできる Java クラスのセットは制限されています。JavaScript からさまざまな Java クラスにアクセスするには、vRealize Orchestrator システム プロパティを設定する必要があります。
JavaScript エンジンに Java 仮想マシン(JVM)へのフル アクセスを許可すると、セキュリティ上の問題が発生することがあります。不正な形式のスクリプトや悪意のあるスクリプトが、vRealize Orchestrator サーバを実行するユーザーがアクセスできるすべてのシステム コンポーネントへのアクセス権を取得する可能性があります。そのため、デフォルトでは、vRealize Orchestrator JavaScript エンジンは java.util.* パッケージ内のクラスにのみアクセスできます。
JavaScript が java.util.* パッケージの外部にあるクラスにアクセスする必要がある場合は、JavaScript からアクセスできるようにする Java パッケージのリストを構成ファイル内に記載できます。その後、このファイルを指すように com.vmware.scripting.rhino-class-shutter-file システム プロパティを設定します。
手順
結果
JavaScript エンジンが指定された Java クラスにアクセスできるようになりました。