トークンの再生機能を使用して、ワークフロー実行中のアイテムの移行を表示できます。

トークンの再生機能は、ワークフロー アイテム間のそれぞれの移行のコンテキスト情報を記録します。ワークフロー アイテムごとに、トークンの再生機能はワークフローの実行の開始と終了、およびワークフロー アイテムの実行の終了時に変更された変数を記録します。トークンの再生では、各ワークフロー アイテム対して生成されたスクリプト ログ メッセージも参照されます。
注: ワークフロー アイテムの移行に関するデータは、 vRealize Orchestrator PostgreSQL データベースに保存されます。このデータは、ワークフローの実行が削除されるとデータベースから削除されます。

前提条件

  • コントロール センターからトークンの再生機能を有効にします。
    1. コントロール センターに root としてログインします。
    2. [拡張機能のプロパティ] を選択します。
    3. [tokenreplay-8.11.0] をクリックします。
    4. トークンの再生機能を有効にするには、[有効化] をクリックします。
    5. [保存] をクリックします。
      注: vRealize Orchestrator サーバが拡張機能を更新するには、最大 5 分間かかることがあります。
  • ワークフローの実行。
注: デフォルトでは、 vRealize Orchestrator サーバでのすべてのワークフローの実行において、トークンの再生は自動的に実行されません。各ワークフローのトークンの再生を個別に実行することも、コントロール センターの [拡張機能のプロパティ] ページからすべてのワークフローのトークンの再生の拡張機能を有効にすることもできます。

手順

  1. (オプション) vRealize Orchestrator サーバでのすべてのワークフローの実行において、トークンの再生を有効にします。
    注: コントロール センターから機能を有効にせずに個々のトークンの再生を実行するには、ワークフロー エディタ ページの [再生で実行] をクリックします。
    1. コントロール センターに root としてログインします。
    2. [拡張機能のプロパティ] を選択します。
    3. [tokenreplay-8.11.0] をクリックします。
    4. すべてのワークフローでトークンの再生機能を有効にするには、[すべてのワークフローの実行について記録再生] が有効になっていることを確認します。
    5. [保存] をクリックします。
      注: vRealize Orchestrator サーバが拡張機能を更新するには、最大 5 分間かかることがあります。
  2. vRealize Orchestrator クライアントに管理者としてログインします。
  3. [アクティビティ] > [ワークフローの実行] の順に移動します。
  4. ワークフローの実行を選択します。
  5. 左側のメニューからワークフローの実行項目を選択します。
    [変数][ログ] のタブには、そのワークフロー アイテムに固有の情報が表示されるようになりました。