ワークフローを実行して REST ホストを追加し、ホストの接続パラメータを設定することができます。

手順

  1. vRealize Orchestrator クライアントに管理者としてログインします。
  2. [ライブラリ] > [ワークフロー] の順に移動し、ワークフローの検索ボックスに http-rest および configuration タグを入力します。
  3. [REST ホストの追加] ワークフローを見つけて、[実行] をクリックします。
  4. [ホストのプロパティ] タブで、新しいホストのプロパティを入力します。
    1. [名前] テキスト ボックスにホストの名前を入力します。
    2. [URL] テキスト ボックスにホストのアドレスを入力します。
      注: Kerberos 認証では、完全修飾ドメイン名 (FQDN) のホスト アドレスが必要です。
    3. [接続タイムアウト] テキスト ボックスに、接続がタイムアウトするまでの秒数を入力します。
    4. [操作タイムアウト] テキスト ボックスに、操作がタイムアウトするまでの秒数を入力します。
    5. REST ホスト証明書を受け入れるかどうかを選択し、vRealize Orchestrator サーバのトラスト ストアに追加します。
    6. 並列要求を実行できるようにするかどうかを選択します。
    7. リダイレクト方法を選択します。
      オプション 説明
      defaultRedirect HEAD および GET メソッドが使用されている場合のみリダイレクトします。
      alwaysRedirect POSTPUTDELETE を含むすべての HTTP メソッドをリダイレクトします。
      neverRedirect すべてのリダイレクトを禁止し、どの HTTP メソッドでも 3xx ステータス コードを追跡しません。
  5. [ホスト認証] タブで、認証タイプを選択します。
    オプション 説明
    なし 認証は要求されません。
    OAuth 1.0 [OAuth 1.0] タブで、必要な認証パラメータを指定します。
    OAuth 2.0
    [OAuth 2.0] タブで、認証トークンを入力し、トークン送信方式を選択します。
    • [認証ヘッダー] を選択すると、トークンはベアラー トークンとしてホストに対して実行される各要求の認証ヘッダーで送信されます。
    • [クエリ パラメータ] を選択すると、トークンはホストに対して実行される各要求の oauth_token クエリ パラメータで送信されます。

    vRealize Orchestrator スクリプト API を使用して認証設定を構成することもできます。手順については、スクリプト API を使用した REST ホスト認証の構成または更新を参照してください。

    基本

    基本アクセス認証を指定します。

    [ユーザー認証情報] タブで、セッション モードを選択します。
    • [共有セッション] を選択した場合は、共有セッションの認証情報を指定します。
    • [ユーザーごとのセッション] を選択した場合は、vRealize Orchestrator クライアントが、ログインしているユーザーから認証情報を取得します。
    ダイジェスト

    暗号化を使用するダイジェスト アクセス認証を指定します。

    [ユーザー認証情報] タブで、セッション モードを選択します。
    • [共有セッション] を選択した場合は、共有セッションの認証情報を指定します。
    • [ユーザーごとのセッション] を選択した場合は、vRealize Orchestrator クライアントが、ログインしているユーザーから認証情報を取得します。
    NTLM

    Window セキュリティ サポート プロバイダ (SSPI) フレームワーク内の NT LAN Manager (NTLM) アクセス認証を指定します。

    [ユーザー認証情報] タブで、セッション モードを選択します。

    • [共有セッション] を選択した場合は、共有セッションの認証情報を指定します。
    • [ユーザーごとのセッション] を選択した場合は、vRealize Orchestrator クライアントが、ログインしているユーザーから認証情報を取得します。

    [NTLM] タブで、NTLM 設定を指定します。

    Kerberos

    Kerberos アクセス認証を指定します。

    [ユーザー認証情報] タブで、セッション モードを選択します。
    • [共有セッション] を選択した場合は、共有セッションの認証情報を指定します。
    • [ユーザーごとのセッション] を選択した場合は、vRealize Orchestrator クライアントが、ログインしているユーザーから認証情報を取得します。
  6. (オプション) [プロキシ設定] タブで、プロキシ サーバを使用するかどうかを選択します。
    1. プロキシ サーバのアドレスとポートを入力します。
    2. プロキシの認証タイプを選択します。
      オプション 説明
      なし 認証は要求されません。
      基本

      基本アクセス認証を指定します。

      [プロキシ認証情報] タブで、セッション モードを選択します。
      • [共有セッション] を選択した場合は、共有セッションの認証情報を指定します。
      • [ユーザーごとのセッション] を選択した場合は、vRealize Orchestrator クライアントが、ログインしているユーザーから認証情報を取得します。
  7. [SSL] タブで、ターゲットのホスト名をサーバ証明書に保存されている名前と一致させるかどうかを選択します。
  8. (オプション) サーバに対する認証に使用するキーストア エントリを選択します。キーストア エントリは PrivateKeyEntry タイプである必要があります。
  9. [実行] をクリックします。

結果

ワークフローが正常に実行されたら、REST ホストが [インベントリ] ビューに表示されます。

次のタスク

REST ホストに操作と XSD スキーマを追加できます。作成された REST 操作に基づいて、デフォルトの REST プラグイン ワークフローを使用するか、vRealize Orchestrator スクリプトを使用して REST ホストに対する要求を実行できます。