vRealize Orchestrator 8.8 | 2022 年 4 月 28 日

各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

リリース バージョン

VMware vRealize Orchestrator 8.8 | 2022 年 4 月 28 日
  • vRealize Orchestrator 8.8 Appliance ビルド 19690303
  • vRealize Orchestrator 8.8 Update Repository ビルド 19690303

このドキュメントの更新:

日付 更新の説明 タイプ
2022 年 4 月 28 日 初期公開。

vRealize Orchestrator 8.8 の新機能

vRealize Orchestrator 8.8 にはいくつかの新機能と解決された問題が含まれています。新機能は次のとおりです。

  • vRO 8.x:RESTOperation.createRequest は、スペースを「+」記号に自動的に変換しません。

    java.net.URLEncoder.encode() メソッドが org.springframework.web.util.UriUtils.encodeQuery() に置き換えられました。この変更は、URL アドレスのエンコード、より具体的には、REST 操作を実行する際のクエリ パラメータのエンコードに関係します。スペースは、+ ではなく %20 にエンコードされるようになりました。スペースを %20 に置き換える方法がより一般的であり、ほとんどの REST ホストでサポートされる RFC 仕様でも推奨されています。

  • これで、vRealize Orchestrator クライアントでスケジュール設定タスクの認証を更新できるようになりました。

    スケジュール設定タスクを編集すると、[開始ユーザー] という名前の新しいフィールドが使用できるようになります。このフィールドを使用して、スケジュール設定タスクを実行するために認証されたユーザーを変更できます。この機能は、以前に作成した既存のスケジュール設定タスクを編集する場合にのみ使用できます。

    スケジュール設定タスクの認証の変更について

  • vRealize Orchestrator 用 Auto Deploy プラグインの更新およびプラグイン API の互換性の変更。

    vRealize Orchestrator 8.8 には、更新および事前インストールされた Auto Deploy プラグインが含まれています。プラグイン API の互換性も更新され、次のバージョンがサポートされます。

    • vRealize Orchestrator 7.6
    • vRealize Orchestrator 8.7.2
    • vCenter Server 6.7
    • vCenter Server 7.0

    注:vRealize Orchestrator 7.6 でこのプラグインを使用するには、最初に vSphere プラグインをバージョン 7.x に更新する必要があります。vRealize Orchestrator 7.6 でも、Auto Deploy プラグインには Java ベースの Orchestrator レガシー クライアントの完全なサポートが含まれていますが、HTML5 ベースの vRealize Orchestrator クライアントで作成されたワークフローのサポートは制限されます。

    vRealize Orchestrator 8.8 での Auto Deploy プラグインの使用について

  • Active Directory 構成ワークフローの入力フォームに対する変更。ユーザーごとのセッション オプションはサポートされなくなりました。

    LDAP 認証がサポートされなくなり、共有セッションのみが認証方法として可能になるため、useSharedSession チェックボックスはいくつかの Active Directory ワークフローの入力フォームから削除され、ユーザー名とパスワードのフィールドが必須になりました。この変更は、[Active Directory サーバの追加][Active Directory サーバの更新] および [Active Directory サーバの構成] ワークフローに影響します。

  • 新しい「パスワードを使用した組織単位でのコンピュータの作成」ワークフローが利用可能になりました

    新しいワークフローでは、computername$ に等しいデフォルトのパスワード値を使用してコンピュータが組織単位で作成されます。このワークフローでは、[デフォルトのパスワードとは異なるパスワードを選択] オプションをオンにして、カスタム パスワードを構成することもできます。 

  • OpenAPI 3.0 および Swagger 2.0 の REST プラグインのサポート。

    [URL から Swagger 仕様を使用して REST ホストを追加] および [Swagger 仕様を文字列として使用して REST ホストを追加] ワークフローは、Swagger 2.0 と OpenAPI 3.0 の両方のスキーマから REST ホストを作成できるようになりました。 

    これは、どちらのワークフローでも [ホスト プロパティ] タブに、[Swagger/OpenAPI バージョン] と呼ばれるドロップダウンを追加することで実現されます。選択するバージョンに応じて、[Swagger 2.x] または [OpenAPI 3.0] という名前の追加タブにアクセスできます。このタブでは、前者の場合は [host][basePath] および [Preferred] 通信プロトコル、後者の場合は優先 URL アドレスを選択することができます。

    次のメソッドが RestHostManager スクリプト オブジェクトに追加されました。

    • createRESTHostFromOpenApiUrl("restHostName", "openApiSpecUrl", authHeaders, "preferredUrl", extraParams)
    • createRESTHostFromOpenApiSpecString("restHostName", "openApiSpecString", "preferredUrl", extraParams)
    • getOpenApiServiceUrl("openApiSpec", "preferredUrl")

vRealize Orchestrator Appliance の展開

vRealize Orchestrator Appliance は OVA ファイルとして配布される VMware Photon OS ベースのアプライアンスです。内部 PostgreSQL データベースを使用して事前にビルド、構成されており、vCenter Server 6.0 以降で展開できます。

vRealize Orchestrator Appliance を使用すると、VMware クラウド スタック(vRealize Automation、vCenter Server を含む)と、お使いの IT プロセスおよび環境を、すばやく、簡単に、低コストで統合できます。

vRealize Orchestrator Appliance を展開する手順については、「vRealize Orchestrator Appliance のダウンロードと展開」を参照してください。

vRealize Orchestrator Appliance サーバの設定の詳細については、スタンドアローン vRealize Orchestrator サーバの構成を参照してください。

vRealize Orchestrator のアップグレードおよび移行

マウントされた ISO イメージを使用して、スタンドアローンまたはクラスタ化された vRealize Orchestrator 8.x 展開を最新の製品バージョンにアップグレードできます。

vRealize Orchestrator Appliance のアップグレードの詳細については、「vRealize Orchestrator のアップグレード」を参照してください。

vSphere または vRealize Automation で認証されたスタンドアローン vRealize Orchestrator インスタンスを vRealize Orchestrator 8.8 に移行できます。移行でサポートされる vRealize Orchestrator 7.x の製品バージョンは、バージョン 7.3 から 7.6 です。クラスタ化された vRealize Orchestrator 7.x の展開の移行はサポートされません。

vRealize Orchestrator Appliance の移行の詳細については、「vRealize Orchestrator の移行」を参照してください。

vRealize Orchestrator 8.8 とともにインストールされるプラグイン

vRealize Orchestrator 8.8 をインストールすると、デフォルトで次のプラグインもインストールされます。

  • vRealize Orchestrator vCenter Server Plug-In 7.0.0
  • vRealize Orchestrator Mail Plug-In 8.0.1
  • vRealize Orchestrator SQL Plug-In 1.2.0
  • vRealize Orchestrator SSH Plug-In 7.3.0
  • vRealize Orchestrator SOAP Plug-In 2.0.6
  • vRealize Orchestrator HTTP-REST Plug-In 2.4.1
  • Microsoft Active Directory 3.0.13 用の vRealize Orchestrator Plug-in
  • vRealize Orchestrator AMQP Plug-In 1.0.6
  • vRealize Orchestrator SNMP Plug-In 1.0.4
  • vRealize Orchestrator PowerShell Plug-In 1.0.20
  • vRealize Orchestrator Multi-Node Plug-In 8.8.0
  • vRealize Orchestrator Dynamic Types 1.3.6
  • vRealize Orchestrator vCloud Suite API (vAPI) Plug-In 7.5.2
  • VMware vSphere Update Manager Plug-in 7.0.0
  • vRealize Orchestrator Auto Deploy Plug-in 7.0.0

vRealize Orchestrator の以前のリリース

vRealize Orchestrator の以前のリリースの機能と問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vRealize Orchestrator の以前のリリースのリリース ノートを確認するには、次のいずれかのリンクをクリックしてください。

解決した問題

  • インポートされたリソース要素が、しばらくしてから更新を元に戻す

    インポートされたプラグイン構成が、プルまたはプッシュ操作を実行した後に以前のバージョンに戻ることがあります。この問題は、構成のローカル バージョン履歴に最新の変更が含まれていない場合に発生します。

  • vRealize Orchestrator のデプロイで vRealize Automation 認証を使用する場合、基本認証はデフォルトで有効になっています。

    vRealize Orchesrator で基本認証を使用するには、システム プロパティ com.vmware.o11n.sso.basic-authentication.enabledtrue に設定する必要があります。

  • 4096 ビット暗号化が必要な Git プロバイダによってホストされている Git リポジトリを追加できない

    以前のリリースでは、vRealize Orchestrator は、SSH 接続を介して Git リポジトリで認証する際に 2048 ビットの RSA キー ペアのみを提供していました。より厳格なセキュリティ ポリシーを持つユーザーは、SSH 接続を介して vRealize Orchestrator で Git リポジトリを統合するときに、4096 ビットの RSA キー ペアを使用できるようになりました。

  • ワークフロー スキーマ内のブレークポイント マーカーがマウス クリック時に有効にならない

    ワークフロー スキーマがブレークポイントの切り替えを管理する方法に問題があるため、ブレークポイント マーカーが応答しない可能性があります。

  • REST プラグインでクライアント証明書が正しく選択されていることを確認する

    一部の REST ホスト操作で、クライアント証明書の選択の問題が発生する可能性があります。この問題は、X509ExtendedKeyManagerchooseClientAlias() メソッドが原因で発生します。このクライアント証明書の問題を解決するために、X509ExtendedKeyManager に新しい KeyManagerCertWrapper ラッパーが追加されました。ラッパーは、X509ExtendedKeyManager メソッド以外のすべてのメソッドを呼び出し、正しいキー エイリアスを返します。

  • vRealize Orchestrator コントロール センターで報告された CVE-2021-23337 および CVE-2020-8203 のセキュリティ脆弱性に対する修正

    vRealize Orchestrator コントロール センターの Swagger ライブラリが更新され、CVE-2021-23337 および CVE-2020-8203 のセキュリティ脆弱性が解決されました。

  • ユーザー インターフェイスの要素が、展開と折りたたみのアニメーション ループを引き起こす

    低速の vRealize Orchestrator 環境では、アニメーションの進行中にサイド ナビゲーションの要素をクリックすると、展開と折りたたみのアニメーション ループが発生することがあります。

  • 変数の 1 つが Property タイプの場合、失敗したワークフローを再開するための操作フォームに定義されたすべての変数のフィールドが表示されない。Property 変数の後の変数の入力は非表示になる。Property タイプの変数の入力フィールドには入力されない。

    Property タイプに対して変数のタイプは解釈されないため、フォームのレンダリング中に問題が発生します。Property タイプは入力フォームの生成中に使用されるようになりました。

既知の問題

  • 「error: failed to push to protected branch」というエラーが表示される。保護された Git ブランチへのコミットのプッシュが失敗する

    構成された Git ブランチが保護されている場合、プッシュ操作は常に失敗しますが、プッシュは成功したというメッセージが表示されます。

    回避策:この問題は vRealize Orchestrator の現在のリリースまたは今後のリリースで修正しないことが決定されました。この既知の問題のエントリは、次のリリースのリリース ノートから削除される予定です。

  • インポートされたリソース要素が以前の状態に戻る

    ファイルからリソース要素をインポートし、Git でコミットせずにリソース要素を更新すると、一定期間が経過した後で要素の状態が以前の状態に戻ります。たとえば、REST ホストのリソース要素をインポートしてから、REST ホストの更新 ワークフローを実行する場合です(Git のリソース要素は更新されません)。一定期間が経過すると、REST ホストに加えられた変更は失われます。

    回避策:更新後に vRealize Orchestrator クライアントからリソース要素のバージョンを手動で増やし、Git のリソース状態が同期されるようにします。

以前の既知の問題

このセクションには、以前の既知の問題(以前のリリースの vRealize Orchestrator から残っており、まだ製品に含まれている問題)が含まれています。

  • REST ホスト インスタンスが Swagger 仕様を使用して作成されている場合、RESTOperation ID が正しく初期化されない

    HTTP-REST プラグインでは、REST ホスト インスタンスが Swagger 仕様で作成されている場合、RESTOperation ID が正しく初期化されず、RESTHost オブジェクトの getOperation メソッドが機能しません。

    回避策はありません。

  • vCenter Server プラグインのストレージ VSAN ワークフローで、ソリッド ステート ドライブ (SSD) ディスクを ESXi ホストに追加できない

    ディスクのディスク グループへの追加」ワークフローと「ディスクのディスク グループからの削除」ワークフローでは、キャパシティ ディスクとしての SSD ディスクを ESXi ホストに追加することはできません。

    回避策はありません。

  • 特定の状況下で ASCII 以外の文字の処理に問題が発生する

    次のような状況で入力パラメータに ASCII 以外の文字を使用すると、正常に動作しなくなります。

    • ASCII 以外の文字が名前に含まれているファイルに対して SSH フォルダから SCP put または SCP get ワークフローを実行すると、ワークフローは実行されますが、宛先マシンに生成されるファイル名が読み取り不可能な状態になります。
    • ASCII 以外の文字を変数名に含めると、文字が表示されません。この問題はワークフロー変数とアクション変数で発生します。

    回避策はありません。

  • SSH プラグインでファイアウォール接続の問題が発生する

    SSH プラグインを Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ファイアウォールに接続できません。

    回避策:vRealize Orchestrator 7.1 用の SSH プラグインは Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ファイアウォールへの接続をサポートしていません。

  • SOAP または REST ホストへの接続、あるいは証明書のインポートで問題が発生するときには、SSL または TLS の特定のバージョンを明示的に有効にしなければならない場合がある

    この問題の詳細については、『Java Secure Socket Extension (JSSE) リファレンス ガイド』を参照してください。

    回避策:送信 HTTPS の接続に SSLv3 と TLSv1 を明示的に有効にする方法については、「vRO 6.0.x で送信 HTTPS の接続に TLSv1.1 と TLSv1.2 を有効にする方法 (KB 2144316)」を参照してください。

  • 認証プロキシ サーバ経由で SOAP プラグインを接続できない

    [SOAP ホストの追加] ワークフローを実行しようとすると、プロキシ サーバ認証で問題が発生します。

    回避策:ワークフローを実行するときは、認証を必要としないプロキシ サーバを使用します。

  • 認証プロバイダの証明書が変更または再生成された場合、vRealize Orchestrator の認証設定が無効になることがある

    コントロール センターで認証プロバイダとして設定された vRealize Automation インスタンスまたは vSphere インスタンスの SSL 証明書が変更または再生成されると、vRealize Orchestrator の認証設定が無効になり、vRealize Orchestrator サーバが起動できなくなります。

    回避策:次の手順に従って、新しい認証プロバイダ証明書をインポートします。

    1. コントロール センターに root としてログインします。
    2. 証明書 をクリックします。
    3. [信頼された証明書] タブの [インポート] をクリックします。
    4. URL またはファイルから SSL 証明書をロードします。
    5. インポート をクリックします。

  • vRealize Orchestrator コントロール センターでプラグインをインストールしているときにエラー メッセージが表示される

    コントロール センターの プラグインを管理 ページからプラグインをインストールすると、次のエラー メッセージが表示されます。プラグイン「name_of_the_plug-in」(plug-in_file_name) は現在のプラットフォーム バージョンと互換性がありません。サポートされているプラットフォーム バージョンは「names_of_the_supported_versions」です。[インストール] ボタンをクリックするとこのままインストールされます

    回避策:このエラーを無視して、プラグインのインストールを続行しても問題ありません。

  • 配列型の vCenter Server データ オブジェクトのプロパティに値を追加できない

    vRealize Orchestrator がスクリプトを実行すると、vCenter Server プラグインが JavaScript 配列を固定サイズの Java 配列に変換します。そのため、配列をプロパティ値として取得する vCenter Server データ オブジェクトには、新しい値を追加できません。事前設定した配列にオブジェクトを渡してインスタンス化すると、配列をプロパティとして取得するオブジェクトを作成できます。ただし、オブジェクトをインスタンス化すると、配列に値を追加できなくなります。

    たとえば、次のコードは機能しません。

    var spec = new VcVirtualMachineConfigSpec();
    spec.deviceChange = [];
    spec.deviceChange[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec();
    System.log(spec.deviceChange[0]);

    上記のコードでは、vRealize Orchestrator が空の spec.deviceChange JavaScript 配列を固定サイズの Java 配列 VirtualDeviceConfigSpec[] に変換した後、setDeviceChange() を呼び出しています。vRealize Orchestrator は spec.deviceChange[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec() を呼び出すときに、getDeviceChange() を呼び出しますが、配列は、固定サイズの空の Java 配列のままとなります。spec.deviceChange.add() を呼び出しても同じ動作になります。

    回避策:配列をローカル変数として宣言します。

    var spec = new VcVirtualMachineConfigSpec();
    var deviceSpec = [];
    deviceSpec[0] = new VcVirtualDeviceConfigSpec();
    spec.deviceChange = deviceSpec;
    System.log(spec.deviceChange[0]);

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