プラグインの開発時に問題をデバッグするには、vRealize Orchestrator サーバをデバッグ モードで起動します。
手順
- vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
- kubectl -n prelude edit deployment vco-app コマンドを実行します。
- vco-server-app コンテナにデバッグ環境変数を追加して、環境の YAML ファイルを編集します。変数は、vco-server-app コンテナの env セクションの下に追加する必要があります。
containers:
- command:
...
env:
- name: DEBUG_PORT
value: "your_desired_debug_port"
...
name: vco-server-app
...
注: デバッグ環境変数を
env セクションに追加する場合は、前の例で説明した YAML のインデント フォーマットに従う必要があります。
- この変更を環境ファイルに保存します。
環境ファイルの編集が成功すると、
deployment.extensions/vco-app edited メッセージが表示されます。
- vracli dev kubeconfig コマンドを実行して、Kubernetes 構成ファイルを生成します。
Kubeconfig は開発者環境であるため、続行するか確認するプロンプトが表示されます。続行するには
yes、停止するには
no を入力します。
- 生成された構成ファイルの内容を、apiVersion: v1 から client-key-data の内容まで含めてコピーします。
- 生成された Kubernetes 構成ファイルをローカル マシンに保存します。
- vRealize Orchestrator Appliance からログアウトします。
- ローカル マシンでデバッグ モードの設定を完了します。
- コマンドライン シェルを開きます。
- KUBECONFIG 環境変数を、保存した設定ファイルに割り当てます。
export KUBECONFIG=/file/path/fileName
- サービスが実行中であることを確認するには、kubectl cluster-info コマンドを実行します。
- デバッグ モードの設定を完了するには、次の Kubernetes API 要求を実行します。
注:
localhost_debug_port 変数の値は、統合開発環境 (IDE) のリモート デバッグ構成で設定されているポートです。
vro_debug_port 変数の値は、この手順の手順 3 で生成されます。
kubectl port-forward pod/vco_app_pod_ID localhost_debug_port:vro_debug_port
重要: デバッグ ツールを設定する場合は、ポート転送コマンドを実行したローカル マシンの DNS および IP アドレスの設定を指定します。
結果
vRealize Orchestrator Appliance にサーバ デバッグが設定されました。