ワークフローと vRealize Orchestrator API がアクセスできるサーバ ファイル システムの場所を変更するには、js-io-rights.conf 構成ファイルを変更します。js-io-rights.conf ファイルは、ワークフローが vRealize Orchestrator サーバ ファイル システムへのアクセスを試みる際に作成されます。
手順
- vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
- /data/vco/var/run/vco/ ディレクトリに移動します。
- js-io-rights.conf 構成ファイルをテキスト エディタで開きます。
- 必要な行を js-io-rights.conf ファイルに追加して、ファイル システム領域へのアクセスを許可または拒否します。
たとえば、次の行により
/data/vco/var/run/vco/noexec ディレクトリでの実行権限は拒否されます。
-x /data/vco/var/run/vco/noexec
/data/vco/var/run/vco/noexec は実行権限を保持しますが、
/data/vco/var/run/vco/noexec/bar は保持しません。どちらのディレクトリも読み取りと書き込みは引き続き可能です。
結果
ワークフローと vRealize Orchestrator API のファイル システムへのアクセス権が変更されました。