ワークフローと vRealize Orchestrator API がアクセスできるサーバ ファイル システムの場所を変更するには、js-io-rights.conf 構成ファイルを変更します。js-io-rights.conf ファイルは、ワークフローが vRealize Orchestrator サーバ ファイル システムへのアクセスを試みる際に作成されます。

手順

  1. vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
  2. /data/vco/var/run/vco/ ディレクトリに移動します。
  3. js-io-rights.conf 構成ファイルをテキスト エディタで開きます。
  4. 必要な行を js-io-rights.conf ファイルに追加して、ファイル システム領域へのアクセスを許可または拒否します。
    たとえば、次の行により /data/vco/var/run/vco/noexec ディレクトリでの実行権限は拒否されます。
    -x /data/vco/var/run/vco/noexec
    /data/vco/var/run/vco/noexec は実行権限を保持しますが、 /data/vco/var/run/vco/noexec/bar は保持しません。どちらのディレクトリも読み取りと書き込みは引き続き可能です。

結果

ワークフローと vRealize Orchestrator API のファイル システムへのアクセス権が変更されました。