vRealize Orchestrator API では、vRealize Orchestrator サーバ ホストのオペレーティング システムでコマンドを実行するための Command
というスクリプト クラスが提供されています。サーバ ホストに対する不正アクセスを防ぐため、デフォルトで、vRealize Orchestrator アプリケーションには Command
クラスを実行するための権限が設定されていません。ホストのオペレーティング システム上でコマンドを実行するための権限が vRealize Orchestrator アプリケーションに必要な場合は、Command
スクリプト クラスを有効にします。
Command
クラスを使用する権限を付与するには、vRealize Orchestrator 構成のシステム プロパティを設定します。
手順
結果
vRealize Orchestrator サーバ ホストのオペレーティング システムでローカル コマンドを実行する権限が vRealize Orchestrator アプリケーションに付与されました。
注:
com.vmware.js.allow-local-process
システム プロパティを
true
に設定すると、
Command
スクリプト クラスでファイル システムのすべての場所での書き込みが許可されます。このプロパティは、
js-io-rights.conf ファイルで
Command
スクリプト クラスにのみ設定しているファイル システム アクセス権限より優先されます。
Command
を除くすべてのスクリプト クラスでは、
js-io-rights.conf ファイルで設定しているファイル システム アクセス権限は引き続き適用されます。