クライアント側のロード バランシングとフェイルオーバーを使用して、Active Directory プラグインの構成の安定性を向上させることができます。
[Active Directory サーバの追加] および [Active Directory サーバの更新] ワークフローを実行するときにクライアント側のロード バランシングを構成できます。クライアント側のロード バランシングは、ServerSet Java クラスを介して実行できます。
手順
- vRealize Orchestrator クライアントに管理者としてログインします。
- の順に移動し、ワークフローの検索ボックスに active_directory および configuration タグを入力します。
- [Active Directory サーバの追加] または [Active Directory サーバの更新] ワークフローを実行します。
- [代替ホスト] タブを選択します。
- ドロップダウン メニューから、[単一サーバ]、[ラウンドロビン DNS サーバ]、[ラウンドロビン]、または [フェイルオーバー] を選択します。
オプション 説明 単一サーバ 1 台のサーバにのみ接続するサーバ セットの実装。 ラウンドロビン DNS サーバ 特定のホスト名が複数の IP アドレスに解決される可能性がある場合にサーバが処理するサーバ セット。このサーバ セットは、DNS サーバのセットアップを厳密に要求します。アドレスを選択するための順序のメカニズムは、ラウンドロビンです。
ラウンドロビン 複数のディレクトリ サーバ間で負荷を均等に分散するサーバ セット。あるサーバが使用できない場合、接続はセット内の次のサーバに移動します。 フェイルオーバー サーバ接続が順番に確立されるサーバ セット。この実装では、個別のサーバ セット間で接続を確立できます。複雑な環境で高可用性を実現する場合に便利です。 - ワークフロー実行の構成が完了したら、[実行] をクリックします。