管理者 として、vRealize Orchestrator 展開環境と Git リポジトリまたはプロジェクト間の接続を設定することができます。

vRealize Orchestrator オブジェクト インベントリの管理に Git を使用するには、vRealize Orchestrator Client を使用して Git リポジトリへの接続を設定する必要があります。

注: vRealize Orchestrator がインスタンスごとに 1 つの SSH キーを作成するため、SSH を介して異なるアカウントから複数の Git リポジトリを追加することはできません。複数の Git リポジトリを追加するには、このドキュメントの説明に従って HTTP を介して追加します。

前提条件

  • 現在の vRealize Orchestrator 環境で vRealize Automation ライセンスが使用されていることを確認します。
  • GitLab プロジェクトのアクセス トークンを生成し、設定処理で使用するためにクリップボードにコピーします。パーソナル アクセス トークンの作成を参照してください。
    注: この使用事例では、GitLab プロジェクトを使用しています。GitHub に熟知している場合は、GitHub リポジトリを使用できます。GitHub トークン生成の詳細については、 コマンド ライン用パーソナル アクセス トークンの作成を参照してください。

手順

  1. 管理者として vRealize Orchestrator Client にログインします。
  2. [管理] > [Git リポジトリ] の順に移動します。
  3. [リポジトリの追加] をクリックします。
  4. Git リポジトリの URL アドレスを入力します。
    たとえば、https://gitlab.com/ myusername/ my-vro-repo と入力します。
    注: SSH プロトコルで接続を確立することもできます。
  5. Git プロファイルのユーザー名を入力します。
  6. Git リポジトリのアクセス トークンを入力します。
  7. Git リポジトリへの接続を検証するには、[検証] をクリックします。
  8. (オプション) vRealize Orchestrator Client 内でリポジトリを識別するために使用する名前を変更します。
  9. (オプション) 接続された Git リポジトリの簡単な説明を追加します。
  10. 接続された Git リポジトリを有効にするには、[アクティブなリポジトリの作成] をクリックします。
    注: 同時にアクティブにできる Git リポジトリは 1 つだけです。アクティブな Git リポジトリの変更は、 [Git リポジトリ] ページから行えます。
  11. この変更をプッシュするブランチを選択します。この使用事例では、[Python-branch] を使用しています。GitLab 環境の準備を参照してください。
    注: 選択した Git ブランチは、最初の Git 設定が完了した後はいつでも変更できます。
  12. 設定処理を終了するには、[保存] をクリックします。

次のタスク

[Git リポジトリ] メニューに戻り、リポジトリのステータスが [アクティブ] であることを確認します。