VMware vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 | 2015 年 4 月 9 日 | ビルド 2648220 | ダウンロード VMware vRealize Orchestrator 6.0.1 | 2015 年 3 月 12 日 | ビルド 2510741 | リリース ノート VMware vRealize Orchestrator 6.0.1 Appliance | 2015 年 3 月 12 日 | ビルド 2510740 | リリース ノート VMware vSphere Replication 6.0 | 2015 年 3 月 12 日 | ビルド 2568808 | リリース ノート 本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。 最終更新日:2015 年 4 月 23 日 |
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。VMware vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 の概要
VMware vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication を使用すると、VMware 管理者は vRealize Orchestrator の堅牢なワークフロー自動化プラットフォームを活用することで、vSphere Replication インフラストラクチャの管理を簡素化できます。vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication は、一部の vSphere Replication 操作を vRealize Orchestrator ワークフローに含めることで、それらの操作の自動化機能を拡張します。
また、このプラグインには、一部の既存の vSphere Replication アクションに対応するビルトインの設定不要な構成要素および完全なワークフローが用意されています。
vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 リリースは、VMware vRealize Orchestrator 6.0.1 で動作します。
vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 をダウンロードするには、ダウンロード ページにアクセスします。
vRealize Orchestrator を使用してワークフローを作成する方法については、vRealize Orchestrator のドキュメントを参照してください。
インストール手順
Orchestrator Plug-In for vSphere Replication ソフトウェアには vRealize Orchestrator 6.0.1 と vSphere Replication 6.0.0 が必要です。vRealize Orchestrator 6.0.1 のインストールについては、vRealize Orchestrator のドキュメントの「VMware vRealize Orchestrator のインストールおよび構成」を参照してください。vSphere Replication 6.0.0 のインストールについては、vSphere Replication のドキュメントの「vSphere Replication のインストールおよびアンインストール」を参照してください。
Orchestrator Plug-In for vSphere Replication ソフトウェアは、Orchestrator のアプリケーション ファイルとして配布されます。このプラグインをインストールして構成するには、Orchestrator の構成インターフェイスを使用します。
Orchestrator Plug-In for vSphere Replication のインストールが完了すると、このプラグインによって、現在登録されているすべての vCenter Server の vSphere Replication インスタンスが自動的に検出されます。
Orchestrator Plug-In for vSphere Replication のインストールが完了したら、次の手順に従って、vSphere Web Client で vSphere Replication ワークフローを確認できます。
- vSphere Web Client で [vRealize Orchestrator] > [Workflows(ワークフロー)] ビューに移動します。
- 階層を展開して、[vRO Servers(vRO サーバ)] > vco_server > [Library(ライブラリ)] > vSphere Replication フォルダに移動します。
リモート サイトを操作する vSphere Replication ワークフローを実行する前に、[Library(ライブラリ)] > [VR] > [Remote Site Management(リモート サイト管理)] から対応するワークフローを実行して、リモート サイトを登録する必要があります。vRealize Orchestrator のユーザーごとに、このワークフローを 1 回だけ実行する必要があります。
注: Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 にはサイト ペアリング ワークフローは用意されていません。ソース サイトとターゲット サイトに対して vSphere Replication ワークフローを実行する前に、vSphere Web Client を使用してそれらのサイトをペアリングする必要があります。
主なワークフロー
vRealize Orchestrator Plug-In には、vSphere Replication 操作の自動化に役立つ設定不要のワークフローが用意されています。実装されているワークフローをいくつか以下に示します。
- レプリケーションの構成ワークフロー:
- オンプレミスの vCenter Server データセンター間
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- レプリケーションの反転ワークフロー:
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- 計画移行ワークフロー:
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- テスト リカバリ ワークフロー:
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- テスト インスタンスのクリーンアップ:
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- 実際のリカバリ ワークフロー:
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- レプリケーションの構成解除ワークフロー:
- オンプレミスの vCenter Server データセンター間
- オンプレミスの vCenter Server データセンターから vCloud Air へ
- vCloud Air からオンプレミスの vCenter Server データセンターへ
- オンプレミス サイトを必要としないワークフロー:
- vCloud Air にレプリケートされた仮想マシンのテスト リカバリ
- vCloud Air にレプリケートされた仮想マシンのテスト リカバリのクリーンアップ
- vCloud Air にレプリケートされた仮想マシンの実際のリカバリ
既知の問題
VMware vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 6.0 リリースには、次の既知の問題があります。
- 新しい vCenter Server インスタンスが vRealize Orchestrator に追加されたときに、vSphere Replication サイトがインベントリ ビューに表示されない
回避策:vRealize Orchestrator サーバ サービスを再起動します。
- [Library(ライブラリ)] > [vSphere Replication] > [Remote Site Management(リモート サイト管理)] から登録解除ワークフローを実行しても、すでに確立されているターゲット サイトへの接続が切断されない
回避策:vRealize Orchestrator サーバ サービスを再起動します。
-
vCloud Air をスタンドアロン組織またはリモート クラウド サイトとして登録する際に、[Ignore certificate warnings(証明書の警告を無視する)] が [No(いいえ)] に設定されていると、次の警告が表示される
1)「Untrusted certificate(信頼性のない証明書)」。次の証明書情報が示されます。
Validity(有効期間): [From(開始日): Apr 23, 2013 To(終了日): Apr 27, 2016]
Organizational Unit(組織単位):
Public key(パブリック キー): RSA
Fingerprint (MD5)(フィンガープリント (MD5)): 80 C1 77 2F 78 16 01 EB 9A 4B 88 E5 A3 E3 C0 29
Organization(組織名): VMware, Inc.
Common Name (6 characters min)(共通名(6 文字以上)): *.vchs.vmware.com
Country(国): US
Serial Number(シリアル番号): 1B C3 C0 84
Alternative names(別名):
[2, [2]*.vchs.vmware.com]
[2, [2]vchs.vmware.com]
2)「Wrong site(間違ったサイト)」。証明書が*.vchs.vmware.com
に対して発行されていることが示されます。
回避策:フィンガープリントが上記と同じであることと有効期間が正しいことを確認し、警告されても証明書のインポートを続行します。