vSphere Replication アプライアンスが管理しているすべてのレプリケーションが停止する前にそのアプライアンスが削除されると、ターゲット データストアに com.vmware.vr.HasVrDisks タグが残されたままになります。

com.vmware.vr.HasVrDisks でタグ付けされたターゲット データストアが、Storage DRS が有効化されているデータストア クラスタに属している場合は、[メンテナンス モードへの切り替え] などの一部の操作が vSphere Replication 管理サーバが見つからないため失敗することがあります。

前提条件

  • vSphere Replication アプライアンスが削除されていること。
  • 必要な権限:ルート vCenter Server インスタンスに対する Inventory Service.vSphere のタグ付け.vSphere タグを割り当てまたは割り当て解除

手順

  1. vSphere Web Client を使用してターゲット vCenter Server にログインします。
  2. 右上隅の [検索] テキスト ボックスに、com.vmware.vr.HasVrDisks と入力して、タグを検索します。
    com.vmware.vr.HasVrDisks タグを管理する権限を持つユーザーとグループのリストが表示されます。
  3. [関連オブジェクト] タブをクリックします。
    com.vmware.vr.HasVrDisks タグが割り当てられたデータストアのリストが表示されます。
  4. 特定のデータストアを右クリックして、[タグ] > [タグの削除] を選択します。
  5. [タグの削除] ダイアログ ボックスで、com.vmware.vr.HasVrDisks を含む行を選択して、[削除] をクリックします。
  6. com.vmware.vr.HasVrDisks タグが割り当てられたすべてのデータストアについて、手順 4 と 5 を繰り返します。