vSphere 環境からクラウドへのレプリケーションは、単一の仮想マシンまたは複数の仮想マシンに対して構成できます。
仮想マシンをクラウドにレプリケートするには、ソース サイトで vSphere Replication 8.2 アプライアンスを導入し、クラウド プロバイダがクラウド組織内でクラウドへのレプリケーションを有効にする必要があります。
レプリケーションを構成するには、ソース サイトとターゲット サイトを接続する必要があります。クラウド プロバイダ サイトへの接続 を参照してください。
ネットワーク接続を介して大量のデータがソース サイトとクラウド間でコピーされるのを回避するには、ターゲット サイトでレプリケーション シードを作成し、そのレプリケーション シードを使用するようにレプリケーション タスクを構成します。クラウドへのレプリケーションにレプリケーション シードを使用する を参照してください。
レプリケーション タスクごとに、データ保護のニーズに応じて目標復旧時点 (RPO) の時間間隔を設定できます。vSphere Replication は、レプリケーション ソース仮想マシンに対するすべての変更を、ターゲット サイトのレプリカに適用します。このプロセスは、設定した RPO 間隔で再度実施されます。
パワーオフ状態の仮想マシンのレプリケーションを構成することはできますが、データの同期は仮想マシンがパワーオンされたときに開始されます。ソース仮想マシンがパワーオフ状態であると、レプリケーションは 非アクティブ ステータスになります。
vSphere Replication は、仮想マシンのテンプレートのレプリケーションには使用できません。