vSphere Replication 8.3.x または 8.4.x を使用している場合は、バージョン 8.5 に直接アップグレードできます。
前提条件
- vSphere のダウンロード ページから
VMware-vSphere_Replication-8.5.x.x-build_number.iso
イメージをダウンロードします。ISO イメージ ファイルを vSphere Replication が使用している vCenter Server インスタンスからアクセスできるデータストアへコピーします。 - 現在実行しているバージョンが、vSphere Replication 8.5 に直接アップグレードできるバージョンであることを確認します。
- vSphere Replication 8.5 に直接アップグレードできるのは、現在実行している vSphere Replication のバージョンが 8.3.x または 8.4.x である場合のみです。
- 以前のバージョンの vSphere Replication を実行している場合は、まず vSphere Replication インスタンスをバージョン 8.4 にアップグレードする必要があります。たとえば、vSphere Replication 6.5.1 をバージョン 8.5 にアップグレードするには、まず 6.5.1 を 8.4 にアップグレードしてから、8.4 を 8.5 にアップグレードする必要があります。
重要: 現在
vSphere Replication 8.3 を実行している場合に、
vSphere Replication 8.5 にアップグレードするには、
vSphere Replication 8.4 のアップグレード プロセスを実行してください。「
vSphere Replication のアップグレード」を参照してください。
手順
次のタスク
- SSH 接続の再有効化が必要になる場合があります。vSphere Replication アプライアンスに対して SSH 接続を確立できないを参照してください。
- インフラストラクチャで複数の vSphere Replication サーバを使用している場合、オンプレミス サイトのすべての vSphere Replication サーバ インスタンスをバージョン 8.5 にアップグレードする必要があります。
- 次に vCenter Server をアップグレードする場合は、vCenter Server コンポーネントをアップグレードした後に HMS サービスを再起動する必要があります。
重要:
vSphere Replication 8.3 以降、外部データベースはサポートされません。実行していた以前のバージョンの
vSphere Replication で外部データベースを使用していた場合、すべてのデータは組み込みデータベースに移行されます。組み込みデータベースで最大 3000 のレプリケーションをサポートできるようにするために追加の構成を適用する必要があります。
http://kb.vmware.com/kb/2102463 を参照してください。