vSphere Replication 8.6 | 2022 年 10 月 11 日 | ビルド 20555483

vRealize Operations Manager 8.6.4 | 2022 年 8 月 9 日 | ビルド 20232488

VMware vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication 8.6 | 2022 年 10 月 11 日 | ビルド 20534620

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

新機能

vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.6 では、次の新機能が提供されます。

  • VMware vRealize Operations 8.6.4 のサポート。

  • 以下の vSphere Replication の新しいメトリック。

    • vSphere Replication 管理サーバのペア接続ステータス – 特定の vSphere Replication 管理サーバがペアリングされ、接続されているかどうかをチェックします。

    • 観測性の強化 - 新しい vSphere Replication Server イベントに基づいて、製品の全体的な観測性とトラブルシューティング機能を向上させます。

    • vSphere Replication 管理サーバのペア チェック – 特定の vSphere Replication 管理サーバ ペアをチェックします。

    • 時間の割合 (%) で示す RPO 違反メトリック - 特定の期間の仮想マシンの RPO 違反時間を計算し、すべての仮想マシンの RPO 違反に対する時間として報告します。

VMware vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.6 について

VMware vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.6 では、VMware 管理者は VMware vRealize Operations Manager で、基盤となる vSphere Replication 環境の健全性と現在の状態を監視できます。vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.6 を使用すると、レプリケーションの方向、レプリケーションの状態、および目標復旧ポイント (RPO) 違反など、仮想マシンごとにレプリケーションの詳細を確認できます。また、転送されたバイト数、前回のインスタンス同期ポイント、前回の同期時間、前回の同期サイズなどのレプリケーション メトリックを監視することもできます。

パックを使用することで、RPO、複数のポイント イン タイム (MPIT)、静止、ネットワーク圧縮などのレプリケーション設定についても確認できます。さらに、vSphere Replication の健全性またはレプリケーション状態がエラー状態の場合、または RPO 違反が発生している場合に、アラームが表示されます。vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication 8.6 リリースは、VMware vRealize Operations Manager 8.6 と連携します。これ以前またはこれ以降の VMware vRealize Operations Manager のリリースとの相互運用性の詳細については、VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。

vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication 8.6 をダウンロードするには、ダウンロード ページにアクセスします。

インストールおよび構成

VMware vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.6 ソフトウェアには、VMware vRealize Operations Manager 8.3 と vSphere Replication 8.6 が必要です。VMware vRealize Operations Manager 8.6 のインストールについては、vRealize Operations Manager のドキュメントの「vRealize Operations Manager のインストール」を参照してください。vSphere Replication 8.6 のインストールについては、VMware vSphere Replication のドキュメントの「vSphere Replication のインストールおよびアンインストール」を参照してください。

VMware vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication 8.6 ソフトウェアは PAK ファイル形式で配布されています。管理パックのインストールと構成は、vRealize Operations Manager インターフェイスから次の方法で実行します。

  1. vRealize Operations Manager にログインします。

  2. 左側のペインで、[管理] > [ソリューション] > [リポジトリ] の順に選択します。

  3. [管理パックの追加] をクリックします。

  4. vrAdapterPak-8.6.x.pak ファイルに移動し、[アップロード] をクリックします。PAK ファイルがアップロードされたら、[次へ] をクリックします。

  5. エンドユーザー使用許諾契約書を読んで同意します。[次へ] をクリックすると、管理パックのインストールが開始されます。

  6. インストールの進捗状況を確認し、インストールが完了したら [終了] をクリックします。

インストールの完了後は、vRealize Operation Manager がターゲット システムからデータを収集できるように VMware vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication 8.6 を構成する必要があります。データを収集するために必要な最低限のロールは、VRM レプリケーション ビューアーです。ロールと権限の詳細については、「vSphere Replication のロールと権限」を参照してください。

  1. [管理] を選択し、左側のペインで [ソリューション] > [その他のアカウント] の順に選択します。

  2. [アカウントの追加] をクリックします。

  3. [vSphere Replication アダプタ] を選択します。

  4. 必要な情報を入力し、[追加] をクリックします。

    注:ユーザー名とパスワードでは、大文字と小文字が区別されます。

注意と制限

  • 仮想マシンの [転送されたバイト数 (MB)] メトリックは、送信レプリケーションに関するデータのみを表示します。受信レプリケーションのデータは 0 と表示されます。

    VRMS サイトの [転送されたバイト数 (MB)] メトリックは、送信レプリケーションに関するデータのみを含みます。

  • [RPO 違反数][仮想マシンあたりの転送されたバイト数][サイトあたりの転送されたバイト数] メトリックでは、統計データの精度は rrd-updater-interval パラメータに依存しています。このパラメータは /opt/vmware/hms/conf/hms-configuration.xml 構成ファイルで定義されています。このパラメータは、統計データが保存される間隔を制御します。この値は、デフォルトで 5 分に設定されますが、必要に応じて変更できます。

ネットワーク ポート

VMware vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication は、ポート 8043(プロトコル HTTPS)を使用して vSphere Replication 管理サーバに接続します。

既知の問題

  • NEW: - LWD および NFC スループット関連のメトリックにデータが表示されない

    レプリケーション用に構成された仮想マシンにファイルをコピーすると、LWD メトリックと NFC の合計バイト数メトリックにネットワーク トラフィックが適切に表示されます。しかし、LWD および NFC スループット関連のメトリックでは、時間内にデータが表示されず、ゼロが表示されます。

    回避策:なし。

  • トポロジ グラフ ウィジェットがロードされない

    vRealize Operations Management Pack for vSphere Replication を vRealize Operations 8.2 以降と共に使用している場合、vSphere Replication のサマリのダッシュボードを開いたときにトポロジ グラフ ウィジェットがロードされません。

    回避策:これは、vRealize Operations Manager 8.2 以降のウィジェットの問題です。ウィジェットを変更せずに編集します。これによりウィジェットが更新され、動作を開始します。

  • vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.2.0.1 以前からのアップグレードを実行できない

    vRealize Operations 8.0 以降を使用している場合、vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.2.0.1 以前からのアップグレード プロセスはサポートされていません。

    vRealize Operations 7.6 以前を使用している場合、vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication 8.2 以前からのアップグレード プロセスはサポートされていません。

    回避策:vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication をアンインストールし、vRealize Operations Management Pack for VMware vSphere Replication のサポート対象の最新バージョンをインストールします。

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