vCenter Server および vSphere Replication アプライアンスのアップグレード プロセス中に vCenter Server 証明書または IP アドレスを変更した場合は、追加の手順を実行する必要があります。

vCenter Server 証明書を更新するには、vCenter Server 証明書の変更後に vSphere Replication にアクセスできない を参照してください。

vCenter Server がアップグレード中に変更された DHCP アドレスを使用し、vSphere Replication 管理サーバが FQDN ではなく vCenter Server IP アドレスを使用するように構成されている場合は、vSphere Replication 管理サーバの IP アドレスを更新する必要があります。

vCenter Server で固定 IP アドレスが使用されている場合には、デフォルトでアップグレード後にも同じ IP アドレスが維持されます。

前提条件

vCenter Server および vSphere Replication コンポーネントがアップグレードされたことを確認します。詳細については、vSphere および vSphere Replication コンポーネントのアップグレードの順序を参照してください。

手順

  1. vSphere Replication アプライアンスをパワーオフしてからパワーオンして、OVF 環境を取得します。
  2. サポートされているブラウザを使用して、VRMS Appliance Management Interface にログインします。
    VRMS Appliance Management Interface の URL は https:// vr-appliance-address:5480 です。
  3. [サマリ] をクリックし、[再構成] をクリックします。
  4. [Platform Services Controller] 画面で、vSphere Replication アプライアンスをデプロイしたサイトに関する情報を入力します。
  5. プロンプトが表示されたら、[接続] をクリックして、Platform Services Controller 証明書を確認します。
  6. [vCenter Server] ページで、新しい vCenter Server インスタンスを選択し、[次へ] をクリックします。
  7. [名前と拡張機能] 画面で、vSphere Replication アプライアンスを vCenter Server に登録するために必要な情報を入力し、ストレージ トラフィックの IP アドレスを追加します。
  8. [設定内容の確認] 画面で設定内容を確認し、[終了] をクリックします。