vCenter Server の SSL 証明書を変更した場合、vSphere Replication にはアクセスできません。

問題

vSphere Replication は、vCenter Server への接続に証明書ベースの認証を使用します。vCenter Server 証明書を変更すると、vSphere Replication にアクセスできなくなります。

原因

vSphere Replication データベースには、以前の vCenter Server 証明書が含まれています。

解決方法

  1. vSphere Replication アプライアンスの VRMS Appliance Management Interface にログインし、[サマリ] > [再起動] をクリックします。
  2. 構成情報を変更せずに、再構成ウィザードのすべてのプロンプトに従います。
    vSphere Replication が新しい vCenter Server 証明書で再起動されます。
  3. vSphere Client にログインします。
  4. ホーム ページで [Site Recovery] をクリックして、[Site Recovery を開く] をクリックします。
  5. Site Recovery ホーム ページでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  6. [サイト ペア] > [サマリ] を選択し、[再接続] をクリックします。
  7. ペアリングするサービスを選択します。リモート サイトの Platform Services Controller のアドレスを入力し、vCenter Single Sign-On のユーザー名およびパスワードを入力して、[再接続] をクリックします。
    Platform Services Controller で複数の vCenter Server インスタンスを管理している場合、リストには残りの vCenter Server インスタンスも表示されますが、異なるインスタンスを選択することはできません。選択できるのは、 vSphere Replication で拡張済みの vCenter Server インスタンスのみです。
  8. 使用可能なすべてのペアリングについて、手順 3 ~ 7 を繰り返します。