大規模な環境で複数のサポート バンドルを保存するには、vSphere Replication 管理サーバ仮想マシンのサポート ディスクを手動で増やす必要がある場合があります。
いつでも最大 3 つのサポート バンドルを保存できます。サポート バンドルを 3 つ生成した後、新しいサポート バンドルを作成すると、vSphere Replication は最も古いサポート バンドルを削除します。
大規模な環境で複数のサポート バンドルを保存するには、vSphere Replication 管理サーバ仮想マシンのサポート ディスクを手動で増やす必要がある場合があります。9 台の追加の vSphere Replication サーバがある環境では、各サポート バンドルのサイズは 1 GB を超える場合がありますが、サポート バンドルのサポート ボリュームは 2 GB です。
手順
- vSphere Replication 管理サーバ仮想マシンの設定を編集し、2 番目の仮想ディスクのサイズを 3 GB 増やして 17 GB から 20 GB にします。
- vSphere Replication アプライアンスに対して SSH 接続を確立します。
- 次のコマンドを実行して、
/dev/sdb
パーティションのサイズが増えていることを確認します。
fdisk -l
- vSphere Replication 管理サーバ仮想マシンを再起動します。
- OS がディスク サイズの変更を検出したら、次のコマンドを実行してディスクの物理ボリュームを増やします。
pvresize /dev/sdb
- 次のコマンドを実行して、新しいボリュームを確認します。
pvs
PSize
は 20 GB、
PFree
は 3 GB である必要があります。
- (オプション) サイズが更新されない場合は、次のコマンドを実行して物理ボリュームとボリューム グループを再スキャンします。
pvscan
vgscan
- (オプション)
support_vg
ボリューム グループのサイズを確認するには、次のコマンドを実行します。
vgs
- 次のコマンドを実行して、サポート ボリュームのサイズを増やします。
lvextend -l +100%FREE -r /dev/support_vg/support
- 次のコマンドを実行して、論理ボリュームが作成されていることを確認します。
lvscan
/dev/support_vg/
サポート ボリュームが
ACTIVE
であることを確認し、そのディスク サイズを確認します。
- (オプション) 新しい論理ボリュームについての情報を表示するには、次のコマンドを実行します。
lvdisplay