VMkernel アダプタを作成することで、ターゲット ESXi ホスト上で受信レプリケーション トラフィックを分離できます。
注: 最適な結果を確実に得るためには、1 つのトラフィック タイプに対して 1 つの VMkernel アダプタを使用します。
レプリケーション ターゲットとして使用され、レプリケーション トラフィックを分離する必要がある各 ESXi ホストについて、次の手順を実行します。
前提条件
- 分散ネットワーク スイッチの場合は、新規の VMkernel アダプタ専用のポート グループが作成されていることを確認します。
手順
結果
NFC トラフィック用にタグ付けした VMkernel アダプタが、アダプタ リストに表示されます。vSphere Replication サーバによってレプリケーション データがアダプタに経路指定され、ESXi ホストによってデータがデータストアに保存されます。
次のタスク
- 環境内の各 ESXi ホストに VMkernel アダプタの構成を適用します。
- ターゲット サイトと通信するために、ソース サイトの各 ESXi ホストで関連するスタティック ルートを構成します。反対方向のレプリケーションについては、ターゲット サイトの ESXi ホストで逆ルートを構成する必要があります。https://kb.vmware.com/kb/2001426 を参照してください。NFC トラフィックを分離する必要がある場合は、使用環境の複雑さに応じて、VMkernel アダプタを vSphere Replication および NFC トラフィック用に設定した後に、関連する vSphere Replication および NFC vSphere Replication の静的ルートを設定する必要があります。