仮想マシンのレプリケーションを必要としない場合、削除することでレプリケーションを停止できます。

ターゲット データストアと、停止するレプリケーションの名前をメモします。この情報は、レプリケーションを停止した後、環境をクリーンアップする際に必要になります。

構成されたレプリケーションのソース仮想マシンを削除すると、レプリケーションはエラー状態になります。レプリカ ファイルはターゲット サイトに残ります。ターゲット サイトから使用可能な最新のデータを使用して、仮想マシンをリカバリできます。レプリカ ファイルを使用しない場合は、レプリケーションを停止して、すべてのレプリカ データをクリアできます。

前提条件

vSphere Client に、VRM 仮想マシン レプリケーション ユーザーまたは VRM 管理者ユーザーとしてログインしていることを確認します。vSphere Replication ロール リファレンス を参照してください。

手順

  1. vSphere Client にログインします。
  2. ホーム ページで [Site Recovery] をクリックして、[Site Recovery を開く] をクリックします。
  3. Site Recovery ホーム ページでサイトのペアを選択して、[詳細表示] をクリックします。
  4. [レプリケーション] タブをクリックして、[発信] または [受信] からレプリケーションを選択します。
  5. [削除] アイコンをクリックします。
    選択した仮想マシンのレプリケーションを永久に停止するかどうかを確認するメッセージが vSphere Replication に表示されます。
    注: 両方のサイトのレプリケーションを停止するには vSphere Replication サイト間の接続が機能している必要があります。または、 [レプリケーションの強制停止] を選択することでローカル サイトのレプリケーションを強制停止できます。リモート サイトが利用可能な場合は、 Site Recovery ユーザー インターフェイスを使用して、リモート サイトの対応するレプリケーションを強制停止する必要もあります。発信レプリケーションを強制停止する場合は、リモート サイトの Site Recovery ユーザー インターフェイスを使用すればレプリケーションをリカバリできます。
  6. この仮想マシンのレプリケーションを停止するには、[削除] をクリックして確定します。
    レプリカ ディスクを保持する場合は、 [レプリカ ディスクの保持] チェックボックスをオンにします。
  7. ターゲット データストアにレプリカ ディスクとファイルが残っているかどうかを確認します。今後シードとして使用する予定がない場合は、削除します。

結果

仮想マシンはターゲット サイトにレプリケートされません。

レプリケーションを停止すると、レプリケーション ターゲット サイトで次の操作が実行されます。

  • [レプリカ ディスクの保持] チェック ボックスをオンにしている場合は、すべてのファイルが保持されます。
  • [レプリカ ディスクの保持] チェック ボックスをオフにしている場合は、以前にシード ディスクを使用してレプリケーションを構成した場合でも、すべてのレプリカ ファイルとシード ディスクが削除されます。