このワークフローを使用すると、新しい仮想ハードディスク上でレプリケーションを再構成し、デフォルトのシードで仮想マシンフォルダ内のレプリカ ディスクを使用できるほか、レプリケーションの設定を変更できます。
前提条件
- vSphere Replication アプライアンスがソース サイトとターゲット サイトにデプロイされていることを確認します。
- Linux ゲスト OS を稼働している仮想マシンの静止を有効にするには、レプリケートする予定のすべての Linux マシンに最新バージョンの VMware Tools をインストールします。
手順
- VMware Aria Automation Orchestrator Client にシステム管理者でログインします。
- [ライブラリ] > [ワークフロー] の順に移動します。
- [フィルタ] ボックスに「Reconfigure Replication」と入力して、[Enter] を押します。
- ワークフローをクリックし、[実行] をクリックします。
- ワークフローで必要な入力パラメータを入力し、[実行] をクリックします。
表 1. レプリケーションの再構成ワークフローの入力 入力 説明 ソース レプリケーション 再構成するレプリケーション。 ディスク ディスク単位の構成 仮想ディスクごとにストレージ ポリシーとデータストアを構成します。配列の要素は、順番に沿って相互に対応している必要があります。たとえば、[ディスク単位のディスク形式] の最初の要素は、[レプリケーション用仮想マシンのディスク] の最初の要素に対応している必要があります(以下同様)。 ディスク単位の構成が有効 レプリケーションで有効なディスク リモート サイトにレプリケートするディスクの配列。 レプリケーションから除外されたディスク リモート サイトへのレプリケーションから除外するディスクの配列。 ディスク単位のディスク形式 仮想ディスク単位の仮想ディスクの形式とプロビジョニング タイプ。配列サイズは、[レプリケーション用仮想マシンのディスク] の配列サイズと同じである必要があります。 ディスク単位のストレージ プロファイル 仮想ディスク単位の仮想マシン ストレージ ポリシー プロファイル。配列サイズは、[レプリケーション用仮想マシンのディスク] の配列サイズと同じである必要があります。 ディスク単位のターゲット データストア 仮想ディスク単位の、レプリケート先のリモートデータ ストア。配列サイズは、[レプリケーション用仮想マシンのディスク] の配列サイズと同じである必要があります。 ディスク単位の構成が無効 ディスク フォーマット 仮想ディスク フォーマットとプロビジョニング タイプ。 ストレージ プロファイル 仮想マシン ストレージ ポリシーのプロファイル。 すべての有効なディスクのターゲット データストア レプリケート先のリモート データストア。このデータストアを変更すると、すべてのディスクが新しいターゲット データストアに移動します。 デフォルトのレプリケーション シードを使用 初期同期には、デフォルトの仮想マシン ディスク ファイルを使用。 新規ディスクの自動レプリケート レプリケーションに新しいディスクを自動的に追加します。 詳細 RPO(分単位) RPO(分単位) ゲスト OS の静止 OS の静止を有効にするとデータの一貫性が向上しますが、RPO 時間が制限されます。 ネットワーク圧縮 レプリケーション データの圧縮を有効にするとネットワーク バンド幅は削減されますが、CPU 使用率は高くなります。 VR データの暗号化を有効にする vSphere Replication のデータ暗号化を有効にします。 特定の時点のインスタンス 仮想マシンごとにサポートされるスナップショットの最大数は 24 です。 MPIT(ポイント イン タイム インスタンスが有効になっている場合) 1 日あたりのインスタンス数(日数を掛けた結果が 24 を超えないこと) 1 日に作成するスナップショットの数。 日数 スナップショットが保持される日数。