VSS 静止のサポート
Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS) の静止は、Windows Server 2003、またはバージョンが XP 以降の Windows を実行する仮想マシンでサポートされています。vSphere Replication では、Windows 2000 など、以前のバージョンの Windows の静止をサポートしていません。サポート対象外のオペレーティング システムでは、静止オプションは使用できません。
注:vSphere Replication 9.0 では、vSphere Virtual Volumes 上での VSS 静止をサポートしていません。
静止を有効にすると、vSphere Replication はまずアプリケーション レベルの静止を試みます。アプリケーション レベルの静止に失敗した場合は、ファイルシステム レベルの静止を試みます。
オペレーティング システム |
アプリケーションの静止 |
ファイル システムの静止 |
Windows Server 2003 |
サポート終了 |
○ |
Windows Server 2008 |
○* |
○ |
Windows Server 2008 R2 |
○* |
○ |
Windows Server 2008 R2_x64 |
○* |
○ |
Windows Server 2012 |
○* |
○ |
Windows Server 2012 R2 |
○* |
○ |
Windows Server 2016 |
○ |
○ |
Windows Vista |
× |
○ |
Windows 7 |
× |
○ |
Windows 8 |
× |
○ |
Windows 10 |
× |
○ |
Windows 11 |
× |
○ |
* vSphere Replication は、仮想マシンのスナップショットを作成することにより、Windows Server 2008、Windows Server 2012 および Windows Server 2016 でアプリケーションを静止します。Windows Server 2008 および 2012 の制限については、「Working with Microsoft Shadow Copy」および「Linux Backup Implementation」を参照してください。
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仮想マシンは、バージョン 6.5 以降を使用するホストで実行する必要があります。
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UUID 属性を有効にする必要があります。バージョン 4.1 以降で作成された仮想マシンでは、この属性はデフォルトで有効になります。この属性を有効にする方法の詳細については、「Working with Microsoft Shadow Copy」の「Enable Virtual Machine Application Consistent Quiescing」を参照してください。
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仮想マシンは SCSI ディスクのみを使用し、ディスク数と同じ数の SCSI 空きスロットを搭載している必要があります。IDE ディスクまたは SATA ディスクを使用する仮想マシンでは、アプリケーションの整合性を維持した静止はサポートされていません。
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仮想マシンで動的ディスクは使用しないでください。