前提条件

  • 必要な権限を持っていることを確認します。詳細については、Application Transformer for VMware Tanzu ロールの概要を参照してください。

  • 検出されコンテナ化された Oracle WebLogic Server コンポーネントが必要です。
  • Oracle WebLogic Server と JDK の目的のバージョンのアーティファクトをアップロードします。手順 1を参照してください。
  • ソース レジストリとターゲット レジストリのイメージ レジストリの追加
  • [設定] > [認証情報] > [My Oracle Support アカウント] の My Oracle Support アカウント。これは、Oracle WebLogic Server でパッチが必要な場合、またはコンテナ化された Oracle WebLogic Server バージョンが 12.2.1.3.0 の場合にのみ、イメージの作成時に必要なパッチ 29135930 を適用するために必要です。

手順

  1. メイン メニューで、[変換] をクリックします。
  2. 左側のナビゲーション ページで、[インベントリ] > [アプリケーション] の順に移動します。
  3. アプリケーション名の横にある矢印をクリックします。変換するように昇格されたアプリケーションのコンポーネントのリストが表示されます。
  4. 要件に基づいて次のアクションを実行します。
    アクション 手順
    Oracle WebLogic Server と JDK をアップグレードする
    1. [WebLogic/JDK のアップグレード] をクリックします。
    2. Oracle WebLogic Server の目的のバージョンを入力します。
    3. 目的の JDK バージョンを入力します。
    OS 基本イメージをアップグレードする
    1. [OS 基本イメージのアップグレード] をクリックします。
    2. OS 基本イメージの目的のバージョンを入力します。
    3. ソース レジストリを選択します。
    アプリケーションをアップグレードする
    1. [アプリケーションのアップグレード] をクリックします。コンテナ化の対象として選択されたすべてのアプリケーションの WAR ファイルが表示されます。
    2. [アップロード] をクリックして、アプリケーションの更新を含む新しい WAR ファイルをプッシュします。
    3. アプリケーションの更新された WAR ファイルを選択します。
    パッチを適用する
    1. [パッチの適用] をクリックします。
    2. 新しいパッチをカンマ区切りリストで追加します。以前に適用したパッチ番号を確認するか、適用されたパッチを削除できます。
    3. My Oracle Support アカウントを選択します。
  5. [続行] をクリックします。
  6. ターゲット レジストリを選択し、イメージとアーティファクトをプッシュするための適切なイメージ タグを <repository>/<image>:<tag> の形式で指定します。
  7. [続行] をクリックします。
  8. 選択内容を確認し、[確認] をクリックしてイメージの更新タスクをトリガします。

結果

イメージのビルドとプッシュが正常に完了すると、コンポーネントの詳細が OCI イメージ タグとアーティファクト タグを反映して更新されます。ドメインで検出されたすべてのアーティファクトを含むアーティファクト ZIP ファイル、および生成された YAML テンプレート展開ファイルをダウンロードできます。YAML テンプレート展開ファイルは、展開前に FIX-ME の詳細を置き換えるために編集する必要があります。

次のタスク

Tanzu Kubernetes Grid での Oracle WebLogic Server イメージの展開