PowerShell スクリプトを使用して、Unified Access Gateway をデプロイできます。PowerShell スクリプトは、サンプル スクリプトとして提供され、お使いの環境のニーズに合わせて調整できます。

PowerShell スクリプトを使用して Unified Access Gateway をデプロイする場合、このスクリプトは OVF Tool コマンドを呼び出し、正しいコマンド ライン構文が自動的に構築されるように設定を検証します。また、この方法では、デプロイ時に適用される TLS/SSL サーバ証明書の設定などの詳細設定が可能です。

PowerShell を使用して Unified Access Gateway をデプロイするためのシステム要件

PowerShell スクリプトを使用して Unified Access Gateway をデプロイするには、特定のバージョンの VMware 製品を使用する必要があります。

注: Windows Powershell ISE アプリケーションは UAG のデプロイではサポートされていません
  • PowerShell スクリプトは、Windows 8.1 以降のマシンまたは Windows Server 2008 R2 以降で実行されます。
  • vCenter Server を備えた VMware vSphere ESXi ホスト。
  • スクリプトを実行する Windows または Ubuntu マシンには、VMware OVF Tool のコマンドをインストールする必要があります。

    Customer Connect ポータルから OVF Tool 4.0.1 以降を入手してインストールする必要があります。

  • Microsoft Azure -「Microsoft Azure への PowerShell デプロイ」を参照してください。
  • Amazon AWS EC2 -「Amazon AWS EC2 への PowerShell デプロイ」を参照してください。

    使用する vSphere データストアとネットワークを選択する必要があります。

  • Google Cloud Platform (GCP) -「Google Cloud Platform への PowerShell デプロイ」を参照してください。
  • Microsoft Hyper-V
表 1. 推奨されるオペレーティング システムと PowerShell のバージョン
オペレーティング システム 推奨される OS バージョン PowerShell のバージョン
Windows 10 5 および 7
Ubuntu 20.4 7