Unified Access Gateway高可用性を使用するには、管理ユーザー インターフェイスで [高可用性設定] を有効にして行います。

前提条件

Unified Access Gateway の Enterprise エディションを使用していることを確認します。詳細については、「Standard、Advanced、および Enterprise エディション」を参照してください。

手順

  1. 管理ユーザー インターフェイスの [手動設定] セクションで、[選択] をクリックします。
  2. [詳細設定] セクションで、[高可用性設定] ギア アイコンをクリックします。
  3. [高可用性設定] ページで、[無効][有効] に変更して高可用性を有効にします。
  4. パラメータを設定します。

    オプション

    説明

    仮想 IP アドレス

    高可用性によって使用される有効な仮想 IP アドレス。

    注:

    高可用性に使用される仮想 IP アドレスは一意で使用可能でなければなりません。一意のアドレスが設定されていない場合、IP アドレスは割り当て済みとして表示されますが、仮想マシンまたは物理マシンが IP アドレスに関連付けられている場合はアクセスできない可能性があります。

    グループ ID

    高可用性のグループ ID。1 ~ 255 の数値を入力します。

    注:

    グループ ID は、指定されたサブネット内で一意である必要があります。一意のグループ ID が設定されていない場合、グループ内で矛盾した仮想 IP アドレスが割り当てられる可能性があります。たとえば、Unified Access Gateway の 2 つ以上のゲートウェイの IP アドレスが同じ仮想 IP アドレスを取得しようとする場合があります。

  5. [保存] をクリックします。
    • [高可用性設定] には次のようなさまざまな状態があります。

    • [未構成]: [高可用性設定] が行われていないことを示します。

    • [処理]: [高可用性設定] を有効にするための処理中であることを示します。

    • [マスター]: ノードがクラスタ内のマスターとして選択され、トラフィックを分散することを示します。

    • [バックアップ]: ノードがクラスタ内でバックアップ状態であることを示します。

    • [障害]: ノードに高可用性プロキシ構成の障害がある可能性があることを示します。