この例では、Automation Orchestrator SQL プラグイン用の MySQL コネクタを追加する方法を示します。

前提条件

Automation Orchestrator SQL プラグインは、特定のデータベースのデータベース タイプのみをサポートします。MySQL コネクタを追加する前に、次のいずれかのデータベース タイプを使用していることを確認します。

  • Oracle
  • Microsoft SQL Server
  • PostgreSQL
  • MySQL

手順

  1. MySQL connector.jar ファイルを Automation Orchestrator Appliance に追加します。
    注: クラスタ化された Automation Orchestrator 環境の場合は、すべてのノードのアプライアンスで次の操作を実行します。
    1. SSH を使用して、Automation Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
    2. /data/vco/var/run/vco ディレクトリに移動します。
      cd /data/vco/var/run/vco
    3. plugins/SQL/lib/ ディレクトリを作成します。
      mkdir -p plugins/SQL/lib/
    4. SCP (Secure Copy) コマンドを使用して、MySQL connector.jar ファイルをローカル マシンから /data/vco/var/run/vco/plugins/SQL/lib/ ディレクトリにコピーします。
      scp ~/local_machine_dir/your_mysql_connector.jar root@orchestrator_FQDN_or_IP:/data/vco/var/run/vco/plugins/SQL/lib/
      
      注: また、PSCP などの別の方法を使用して、connector.jar ファイルを Automation Orchestrator Appliance にコピーすることもできます。
  2. 新しい MySQL プロパティをコントロール センターに追加します。
    1. コントロール センターに root としてログインします。
    2. [システム プロパティ] を選択します。
    3. [新規] をクリックします。
    4. [キー] で、o11n.plugin.SQL.classpath と入力します。
    5. [値] で、/var/run/vco/plugins/SQL/lib/your_mysql_connector.jar. と入力します。
      注: 値テキスト ボックスに複数の JDBC コネクタを含めることができます。各 JDBC コネクタはセミコロン(「;」)で区切られています。例:
      /var/run/vco/plugins/SQL/lib/your_mysql_connector.jar;/var/run/vco/plugins/SQL/lib/your_mssql_connector.jar;/var/run/vco/plugins/SQL/lib/your_other_connector.jar
    6. (オプション) MySQL システム プロパティの説明を入力します。
    7. [追加] をクリックし、Automation Orchestrator サーバが再起動するまで待機します。
      注: JDBC connector.jar ファイルを別のディレクトリに保存したり、別の値を o11n.plugin.SQL.classpath プロパティに設定したりしないでください。そうしないと、 Automation Orchestrator 環境で JDBC コネクタが使用できなくなります。